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防火管理者の基礎知識

防火管理者とは?

防火管理者とは、多数の人が利用する建物の火災予防のために必要な業務を推進する責任者です。防火に関する講習会を修了した者に与えられる
国家資格です。ビルサービス会社、セキュリティサービス会社やビルの管理人の就職に有利な資格です。

仕事について

認知症高齢者が暮らす福祉施設のグループホームの防火管理者は甲種防火管理新規講習(講習日数2日間)という定められた講習を修了することで取得でき、施設の管理者や職員が兼務しています。その仕事内容は消防計画の作成と届出・消火、通報及び避難の訓練の実施・消防用設備等の点検及び整備・火気の使用又は取扱いに関する監督などがあります。計画の作成は災害の種類(火事、地震など)や発生場所(キッチンから出火など)を決めますが、さらに発生時間(夜間だとスタッフが少ない)や入居者の状況など設定は多岐に渡り、細かく計画することでより具体的な訓練を行うことが出来ます。グループホームで働きたいと思っていて、管理者やリーダーなどのキャリアアップを狙うならこの資格を持つことは大きなメリットになります。

年収について

防火管理者とは、町の火災を予防する管理者のことであり、消防士などの実際に現場に出て消火につとめる人々とは違い、それを管理する側の人のことです。これには資格を取得する必要があり、試験は難しいですが勉強を怠ることなくやっておけば合格することは誰でも可能であるため、チャレンジをしてみることはプラスになります。気になる防火管理者の収入についてですが、決して最高ランクとは言えないまでも年に700万から1000万円ほどもらえ、手堅く安定した収入を得ていくことが保障されており、人気の職業であると言えます。この給料は、安定した仕事をつづけ、委員会の信頼を勝ち得ていけば上がっていくため、根気強く努力していくことが必要です。

難易度と試験対策

防火管理者は、不特定多数が出入りする建物や商業施設など消防法において防火対象物として指定されてる建物の防火上の管理を行います。甲種と乙種の2種類があり、甲種は映画館、病院、特定養護老人ホームなど、大規模な建物や火災時において大きな被害になる恐れがある建物の管理者になります。乙種は、商業施設のテナントなど甲種以外の防火対象物の管理者です。防火管理者は、
甲種乙種ともに講習を受けることで取得できます。講習時において効果測定という試験のようなもが行われますが、不合格なることはまずありません。そのため、特に試験対策は不要です。講習会は市町村によって異なります。市報に講習会日程と申込案内が掲載されるところもあります。財団法人日本防火・防災協会でも講習を行っています。

関連資格

補償業務管理士

補償業務管理士とは、補償コンサルタントとして国土交通大臣登録を受けるために必要となる補償業務管理責任者として就任するための要件となる資格です。補償業務管理士であれば補償業務管理責任者として必要な実務経験要件を満たしているものと認められます。

主任技術者

主任技術者とは、建設業法の規定により一定額未満の元請工事現場や下請負に入る建設業者が現場に配置しなければならない技術者です。国家資格なので試験に合格して、実務経験が求められます。合格者は少ないので、いったん取得していれば職にあぶれることはありません。

警備員検定

警備員検定とは、警備業務検定とも呼ばれ、より良い警備員への資質向上のために設けられるようになった検定制度です。警備のプロフェッショナルを目指し、より信頼される警備員を育成するのにとても役立つ検定制度です。

参考書籍

  • 甲種・乙種 防火管理者講習テキスト
  • 関係者・防火管理者のための防火管理責任の基礎―防火管理責任とは何か