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歯科技工士の基礎知識

歯科技工士とは?

歯科技工士は、歯科医師が作成した指示書を元に、入れ歯などの義歯や差し歯・銀歯などの補綴物の製作や加工を担当する医療系技術専門職に就くことのできる国家資格です。歯科医師もしくは歯科技工士以外が、この歯科技工業務を行うことは法律で禁止されています。

仕事について

歯科技工士の資格を取得すると、歯科医療において、義歯や補綴物の製作・加工業務を行うことができます。現在の歯科医療の向上に伴い、とても高度な精密技工技術と審美感覚が求められていることから、技術的にもセンス的にもレベルの高いものが求められています。最近では、技術の高度化に伴い、従来の専門学校・短大での教育ではまかなえなくなってきており、一部の歯科大学では4年制が採られているなど、教育期間の延長が模索されているほどです。歯科技工士として働いた場合、歯科技工所や歯科診療所、病院、歯科器材・材料メーカー、教育機関などで働くことになります。業務においては、歯科医療を行うパートナーとして歯科医師と常に連携して仕事を行います。

年収について

歯科技工士の平均年収は、400万円前後で、平均月収は30万円程度であるといわれています。歯科衛生士の平均年収は360万円であるのと比べると、少々高めになっています。最近では人々の高齢化による入れ歯の需要が増えたり、食習慣の変化によって虫歯が増えたりと、歯科技工士のニーズは高まっている現状にあり、当面将来性も安泰であるといえるでしょう。さらに、歯科医師や歯科衛生士が過剰であるのに比べて、歯科技工士は人材不足の状態にあるといわれているので、歯科医療業界に携わる場合、歯科技工士はねらい目であるといえるでしょう。現在、技工料が低く見積もられていることが問題視されていることから、将来的には適切な評価がなされ、相応の報酬が得られるようになる可能性もあるかもしれません。

難易度と試験対策

歯科技工士国家試験は、合格率98%で合格しやすいように見えますが、それは学校での勉強の積み重ねや、学校の卒業試験のハイレベルさが効いているようです。よって、実際はそれほど簡単な試験というわけではなさそうです。国家試験では、知識審査のための学説試験と、技術審査のための実地試験が行われます。学説試験対策としては教科書や問題集にひたすらあたることが大事だといわれています。学校によっては模擬試験が行われるところもあるようです。また、実地試験は、普段の授業で十分に技工に慣れていればそれほどむずかしくはないといわれています。いずれも、いかに学校での2~4年間を、国家試験合格のために有意義に勉強時間として使えるかがポイントになってくるようです。

※掲載している情報の正確性、最新性、お客様にとっての有用性等につきまして保証しておりません。

関連資格

細胞検査士

細胞検査士とは、細胞病理検査を専門業務とする病理検査室の臨床検査技師のことで、細胞が良性か悪性かを見分けたり、良性細胞の中から少数の悪性細胞を見つけ出したりする検査の技能を認定する資格です。まずは国家資格である臨床検査技師を取得する必要があります。

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歯科医師国家試験

歯科医師国家試験とは、国家資格である歯科医師免許を取得するための国家試験です。この国家試験に合格すれば歯の傷病の予防や診断、治療に独占的に携わることができ、公衆衛生の普及を責務として活躍することができます。

参考書籍

  • 歯科衛生士・歯科技工士になるには (なるにはBOOKS)
  • 歯科技工士国家試験問題・解答集 平成24年版―学説試験・実地試験
  • 歯科衛生士・歯科技工士まるごとガイド (まるごとガイドシリーズ)