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建築大工技能士の基礎知識

建築大工技能士とは?

建築大工技能士とは、木造建築物など大工旋工する上での技能を証明する資格です。
資格を取得すると名刺などに「1級建築大工技能士」「2級建築大工技能士」「3級建築大工技能士」のように等級を明示する必要があるため、信頼性をよりアピールすることにも役立ちます。実務経験により受験できる級が異なり、取得できる技能資格は異なってきます。

仕事について

建築大工技能士は、建設会社や工務店に勤務するというのが一般的とされています。

【仕事内容】
大工の熟練者は親方と呼ばれ、大工見習い者親方に弟子入りして、建築に関しての専門的な技術を身につけます。優れた技術を持つ大工とされ、少しの切り傷があっても建築物に血が染まらぬよう完治するまで作業をしないという徹底した建築作業になります。
従来の軸組み工法に取って代わってパネル工法と呼ばれる画一的な技法の住宅が多くなり、基本技法の建築物には仕上がりに差が出来、建築大工技能士は重宝されています。

【将来性】
近年では自然の風合いを持つ木材が見直され、それに伴う調和が取れる建築技法が見直されてきています。このため建築大工技能取得者を希望する人の数も増えると予想されます。

年収について

【建築大工技能士の平均年収】
・建築大工技能士の平均年収は約385万円となっています。専門技術豊富で経験年数が長いと年収1000万円以上というデーターも出ています。

【平均月給約】
・平均月給は31万円前後で、見習い日給1万円、技術がある大工なら日給5万円以上ということもあるようです。

建築業は、土・日休みや週休2日制の他、屋外作業が多いため、雨天や積雪で休みになるなど、天候の影響で不規則になりやすい傾向にあるため、天候によって年収の変動があるようです。

建築大工技能士は、名刺などに資格取得を記載することで、消費者からの信頼性も得やすくなります。その結果、昇進にも有利となり年収アップにも繋がる昇進にも有利となり年収アップにも繋がる傾向にあるため、近年では取得者も増えています。

難易度と試験対策

建築大工技能士試験は建築大工の実務経験が必要となります(高卒者の場合は建築の課程を修了後、所定の実務経験が必要)

【建築大工技能士検定資格の受験条件】
・1級は実務経験7年以上。
・2級は実務経験2年以上。
・3級は実務経験半年以上。

【試験内容例】
・墨木小屋組の平面図、振垂木の原寸大の展開図を作成する。
・組み立てを行う。
・切り妻小屋組の一部を制作する。

【試験対策】
合格率は16%~30%前後となっています。ですがそれほど難しいと言わけではありませんので、しっかりとポイントを抑え試験対策をやっておけばスムーズに取得することができるでしょう。
ポイントとしては「道具を使いこなすこと」とされています。仕上がりで、隅木が降りていないことがないよう注意する必要があります。

関連資格

建設機械整備技能士

建設機械整備技能士とは、建設現場で使われている大型の機械を整備する能力を証明する資格です。 試験には「特級・1級・2級」まであり、特級は建設現場の管理者・監督者としての技能をもち、1・2級は上・中技術者としての技能をもち合わせていることが必須です。 建設機械整備技能士は建設現場で活躍できる資格して重宝されています。

ビルクリーニング技能士

ビルクリーニング技能士とは、国家資格である技能検定制度の認定資格のうちの一つです。指定試験機関である公益社団法人全国ビルメンテナンス協会が実施するビルクリーニングに関する学科及び実技試験に合格した者のことを指します。

計装士

計装士とは、計測制御機器の取付工事にまつわる専門的な技術と知識を持ち、併せて計測制御機器の配管・配線工事の設計、監督なども行う専門家を認定する資格です。一般社団法人 日本計装工業会が認定する人気の高い民間資格です。

参考書籍

  • 平成22・23年度 技能検定試験問題集12 造園/建築大工/型枠施工
  • 新版・技能検定学科試験問題解説集 NO.32 建築大工・畳製作