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2013.07.02 (火)

公認会計士を、企業内の各部門で活かすには?

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公認会計士といえば、会計系資格の最高峰に位置する国家資格。取得すれば、会計と財務のエキスパートであることが証明されます。しかしこの公認会計士は、実際、公認会計士事務所や監査法人などに勤める場合が多いため、一般企業に勤める自分には縁がない・・・と思っている人は多いのではないでしょうか。しかし、現在、企業内に従事する人々の間で、公認会計士資格が取得されているケースが増えています。その理由と活かし方はいかなるものなのでしょうか?

■公認会計士って、どんな資格?
公認会計士の主な業務は、
監査業務、税務業務、MAS(コンサルタント業務)です。監査業務とは、法律で行うことが義務付けられた法定監査や、企業などから依頼を受けて行う任意監査があります。法定監査には、商法特例法や労働組合法に基づいて行うものがあります。また、税務業務とは、いってみれば税理士と同じ仕事。税務書類の作成や税務相談などを税理士会に登録することで行うことができるのです。また、企業経営について相談に応じたり、助言や提案を行ったりするのも、公認会計士の重要な仕事です。その他、人によってはセミナーや講演、執筆活動を行っている人もいます。

■企業で活かせる!?公認会計士資格
その公認会計士が、企業内で勤務しているケースが、近年増えているといわれています。経理や内部統制などで公認会計士を歓迎する企業も増えてきているのです。従来、監査法人が主だった公認会計士の活躍の場も、変化してきています。

一般企業で、公認会計士の資格を活かす例としては、経理部や財務部などの部署で経理知識を活用する、監査室などの部署で、監査的な役割をこなす、企画部などの部署で、経営的な知識を活かすなどが挙げられます。

実際の求人を見てみると、ある国内の最大手メーカーにおいては、経理・内部監査・経営企画などを行う人材、ある大手総合商社では、
本社国内各部や、海外法人を対象に、内部監査を行う人材が求められています。公認会計士資格を持っている人にとっては、絶好のチャンスともいうべき求人の存在が多数あることが分かります。その他、大手金融機関において連結決算や財務決算、税務、内部統制を行う者などの求人例もあります。

他にも、一般企業で公認会計士資格が活かせるパターンはたくさんあります。その中の一つに、経理・財務に関するコンサルタント寄りの仕事として企業に就職するというパターンが挙げられます。この場合、外資系コンサルタント会社や一般の上場企業の財務部門において活躍することになります。このパターンのメリットは、まず高給が狙えることにあるでしょう。さらに、経営に関わる広範囲な仕事が行えることも魅力的です。会計業務にこだわりのない場合には、このように、自分の知見をフル活用できる経営コンサルタントにチャレンジすることもできるでしょう。

一般企業で働く場合、監査法人での経験があれば優遇されるといわれていることから、まずは監査法人で経験を積んでから、一般企業の上層部を目指すという道も考えられるでしょう。


■今からでも間に合う!公認会計士資格の取得
公認会計士の資格を一般企業で活かせると知って、意欲が湧いてきた人は、ぜひ資格取得へと挑戦しましょう。そもそも、公認会計士の資格自体、社会人が取得するケースが多いといわれており、実際、受験者のほとんどは社会人だといわれています。「働きながら勉強できるのだろうか」という不安に襲われた人は、通信講座やスクールがたくさんあるので、ぜひ活用してみましょう。もちろん独学でも可能ですが、空き時間をより効率的に使って受験勉強をするためには、エキスパートに聞くことのできる環境を選んだほうが賢いといえるでしょう。経験者の試験対策やメンタル面でのアドバイスなども聞けるかもしれません。