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産業カウンセラーの基礎知識

産業カウンセラーとは?

産業カウンセラーとは、一般社団法人 日本産業カウンセラー協会が認定する民間資格です。現代社会で働く人たちが抱える問題を、心理学的手法を用ることで、対象者が自らの力で解決できるように援助する心理職です。

仕事について

産業カウンセラーが働く人たちに対して心理学的手法でカウンセリングを行うとき、メンタルヘルス対策への援助と、人間関係開発への援助、キャリア開発への援助の3つを活動領域とします。対象者は働く人だけでなく、その家族も含まれます。企業の社員としてだけでなく、独立開業したり、医療・福祉の現場や職業紹介所などに勤めたりして働くこともできます。企業の社員としては、人事や労務業務、新入社員研修などで活かすことができます。また、在職中に会社内で多くの信頼を集めていれば、定年後も企業の嘱託という立場で産業カウンセラーとして残るということもできるでしょう。独立開業してカウンセリングを受け付けたり、企業に出向いて講習や研修を行って活躍している人もいます。いかようにも幅を広げられる資格だといえるでしょう。

年収について

産業カウンセラーとして働く場合、どれくらいの収入が見込めるのでしょうか。雇用形態や活躍の場が多岐に渡るため、なかなか平均年収というものがあがってきませんが、一般的に心理カウンセラーの年収としては200万~1,000万円と幅があるようです。産業カウンセラーとして独立開業するためにはクライアントを獲得し、信頼を勝ち得てから活動を行うのが成功の近道となるでしょう。実際、独立してフリーのカウンセラーになり、行政機関や医療機関、企業などと契約して定期的に相談窓口でカウンセリングを担当している人もいます。最近は、社内でカウンセリングルームを設置する企業も増えている他、企業内で他業務に携わる人事部などで付加価値として資格を取得されるケースも増えています。活用の仕方が幅広いという意味では重宝される資格であるといえます。

難易度と試験対策

産業カウンセラーの試験には、学科試験と実技試験の2つがあります。学科試験対策としては、よくある単語の暗記では十分ではなさそうです。それぞれの理論や両方の意義、必要性、発生起源などをきちんと理解しておく必要があります。このようにして覚えていけば、むずかしいと思われる問題もスムーズに解けるようになるでしょう。実際の学科試験の問題では、クライアントの相談内容に対して、ふさわしい回答を選ぶという形式のものもありますが、法則やポイントを押さえてしまえば、決してむずかしくはないといわれています。実技試験は受験者同士でカウンセリングのロールプレイと、口述試験で行われます。コツは、クライアント役のときにも、何を話すかをしっかりと意識して挑むところにあるといわれています。

※掲載している情報の正確性、最新性、お客様にとっての有用性等につきまして保証しておりません。

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参考書籍

  • 産業カウンセリング入門(改訂版) 産業カウンセラーになりたい人のため
  • 産業カウンセラー 2011年10月 (資格☆はばたく)
  • 産業カウンセリング・キャリアカウンセリング基本用語集