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時計修理技能士の基礎知識

時計修理技能士とは?

時計修理技能士とは、国から認定される技能検定制度の一種で、都道府県知事が実施する、時計修理に関する試験に合格した者のことを言います。実技試験では、アナログ水晶腕時計を実際に分解したり、部品交換したりするなどの実務と同等のスキルが問われます。

仕事について

時計修理技能士の資格は、1級、2級、3級とも、受験するにはすべて指定の年数の実務経験を要します。それゆえ、より実務に密着した資格であると言えるでしょう。実際に働く場所としては、時計店や時計メーカーなどが主になります。経験を積んだ後、独自に修理工房を持ち独立することも可能です。また、時計修理の職人として働くだけでなく、メーカーでの時計販売員として働くこともあります。時計修理技能士とはいっても、時計修理の他にも、接客や商品管理、顧客管理などを行う場合もあり、時計に関わる業務全般を担うことも多いのです。同じ時計技能関連の資格で、CMWマイスター公認の高級時計師や服部セイコー公認のクオーツ時計技能士も、1級時計修理技能士と並んで社会からは注目度の高い資格となっています。併せて取得しておくと社会的評価を高めることができるでしょう。

年収について

時計修理技能士の資格取得後、時計メーカーの時計修理やメンテナンス、加工などを行う場合、年収は300万~400万円程度だと言われています。もちろん、技術を磨き上げ、実績を積んでいけば年収は上がっていくことでしょう。実際の求人例を見てみると、メーカーの時計販売員で月収18.2万~21.3万円、時計修理コーナーにおける接客対応職で月収20万~25万円、メンテナンス・加工技術師で月収25万~45万円というデータがあります。また、時計修理技能士の将来性としては、それほど暗くはないようです。世界的に時計職人が不足していると言われているため、実力さえあれば日本国内だけでなく、世界で活躍することもできるからです。

難易度と試験対策

時計修理技能士の試験は、学科試験と実技試験に分かれており、それぞれに対策を取る必要があります。学科試験では、は時計修理法、機械要素、材料、電子・電気、安全衛生などの知識が問われるので、過去問題集などを利用して勉強する必要があります。また、実技試験では、実際に時計修理作業を行います。1級の実技試験の問題を挙げると、「アナログ水晶腕時計の分解、部品交換(巻真)、洗浄、組立て、注油、調整及び測定」となります。この実技試験の対策としては、やはり働きながらその合間を縫って実作業を通して練習するというのが一番の近道になるようです。そもそも3級~1級まですべて、受験には所定の年数の実務経験が必要となるため、時計修理に関わる職場で働きながらその傍らで勉強し、資格を取得するという形になります。

※掲載している情報の正確性、最新性、お客様にとっての有用性等につきまして保証しておりません。

関連資格

ステンレス鋼溶接技能評価

はじめて受験するときは、学科試験があります。出題内容は、次の分野です。 a)ステンレス鋼の一般知識 b)ステンレス鋼と溶接材料 c)溶接機の構造と操作 d)溶接施工 e)溶接部の試験と検査 f)溶接作業での安全衛生 試験は、JIS Z 3821にもとづいて行い、外観試験及び曲げ試験により評価します。

PC工法溶接技能者

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自転車技士

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