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入国警備官の基礎知識
入国警備官とは?
入国警備官とは法務省入国管理局に所属する公安職の国家公務員です。
入国警備官は入国者収容所と地方入国管理局に配置されており、不法入国者や不法滞在者の調査や摘発、収容してそれらの者たちの処遇や送還をその職務としています。
仕事について
入国警備官とは、不法入国者や不法残留者などの違反事件の調査や、収容令書または退去強制令書を発付された外国人の摘発や違反調査、収容、護送、送還、入国者収容所入国管理センターなどにおける被収容者の処遇、施設の警備等を行う仕事です。
就職先は、全国の入国管理局や同支局、同出張所、入国管理センター、国会議事堂などがあります。
日本の安全と国民生活を守る国家公務員であり、国際交流の秩序を守る重要な役割を担っていて、やりがいを感じられるのが、この仕事のメリットです。
入国警備官になるには、法務省の各地方入国管理局などに受験申し込みを行い、試験に合格する必要があります。
採用された場合は、法律知識、国際感覚、語学力などを身につけるために、幾つかの研修に参加することになります。
年収について
入国警備官は日本国内に在留する外国人や日本に訪れる外国人が法律に違反していないか管理し、安全な国民生活を守る公安職の国家公務員です。採用試験に合格すると、3ヶ月間に渡る寮生活を送りながら法律の知識、語学、武道や逮捕術、拳銃操作の訓練を受けます。外国人と接する機会が多く、特に優れた外国語の語学力が求められます。入国警備官は不規則な勤務や危険を伴う仕事もあるため、一般の公務員より高い収入を得ることができます。東京都で勤務する場合、地域手当を含めた初任給は平成25年4月現在181,481円です。その他、超過勤務手当、深夜勤務手当、扶養手当、住居手当、通勤手当等も毎月支給されます。一般企業のボーナスに当たる期末手当と勤勉手当も年に2回あり、収入は安定しています。
難易度と試験対策
入国警備官とは、法務省入国管理局に所属する公務員です。不法入国者や不法滞在者の調査、摘発、収容後の処遇、送還などを主な業務としています。試験に参加する条件は年齢のみで、試験が実施される年の4月の時点で17歳以上23歳未満であること、となっています。試験は9月下旬の一次試験と、10月下旬か11月上旬の二次試験に別れており、一次試験は多肢選択の教養試験と作文試験、二次試験は面接による人物試験と身体検査、身体測定と体力検査です。倍率は例年30倍程度と、合格率の低い狭き門となっているため、試験対策は欠かせません。教養試験は高校卒業程度の知識が必要とされ、独学でも問題ないですが、専門の講座を受講するなどして補うことも可能です。体力検査は上体起こし、立ち幅跳び、反復横跳び等なので、準備しておきましょう。
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- 法務省
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