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玉掛技能講習の基礎知識
玉掛技能講習とは?
玉掛技能講習とは、建設現場等でクレーン作業を行う際に従事する者があらかじめ受講を必要とされる講習です。クレーンを使用する場合は別途クレーン等運転の資格と必要。鉄筋工や鳶などが玉掛技能講習を受講し玉掛作業に従事しています。
仕事について
労働安全衛生法では、制限荷重が1トン以上の揚荷装置またはつり上げ荷重が1トン以上のクレーン、移動式クレーン及びデリックの玉掛け業務は、玉掛技能講習を修了した者のみとされています。
この資格を取得すると国家資格の玉掛技能講習終了証がもらえます。
玉掛とは、クレーンなどに物を掛けたり外したり荷を誘導させる作業のことです。
玉掛作業を行う際、事業主は玉掛技能の有資格者に作業させなければなりません。
作業は工場や建設現場、土木作業、港湾、倉庫、運輸など多岐に渡ります。
荷揚げを行う業種で必要とされるメリットがあります。
講習と実技がありますが、比較的取得しやすい資格です。
この資格を取得後に、小型移動式クレーン技能の資格も取得すると就業する範囲もさらに広がります。
年収について
玉掛技能講習の収入は平均年収で365万円です。玉掛作業者はびクレーンや移動式クレーンやデリックの玉掛業務を行うための技能者を認定する国家資格なのですが、その技能試験自体は簡単なので、合格率が97パーセントくらいです。この玉賭け技能講習をうけたあとに実務経験を積んで、技能が上昇すれば昇級が見込めますが、大幅な上昇は難しいです。他の資格と組み合わせての年収アップを考えるとよいです。移動式クレーン運転士や床上操作式クレーン限定、移動式クレーン運転士の資格を少しずつ取得していくことができれば、収入の上昇が見込めます。それと同時に他の職場への転職も可能となるので、有利な条件の会社に転職することで年収がアップします。
難易度と試験対策
クレーンでつり荷を掛け外しする作業を玉掛けといいます。玉掛け作業に従事するには、玉掛技能講習を修了しておく必要があります。受講することで、つり上げ荷重1トン以上を含むクレーン・デリッククレーン・移動式クレーン・揚貨装置の玉掛作業に従事できます。受講資格は特になく誰でも受けられます。講習は学科と実技が行われます。日程は3日間のところが多いです。講習では効果測定ともいう簡易な試験が行われます。これは落とすための試験ではないので、特に試験対策は不要です。重要なのは講習を欠席せずにきちんと受講することです。技能講習があるので、作業に適した長袖長ズボン、皮手袋、安全靴、ヘルメットを持参する必要があります。ヘルメットは貸出してもらえるところもあるので申込時に確認してください。
関連資格
ボイラー技士
日本のボイラー技士とは労働安全衛生法に基づいた国家資格の一つで、各級のボイラー技士試験に合格し、免許を交付されました者を言います。ボイラー技士は病院、学校、工場、ビルなどの場所で、資格が必要なボイラーを取扱い、点検、安全管理を行います技術者です。
乾燥設備作業主任者
乾燥設備作業主任者とは、労働安全衛生法で規定された作業主任者のひとつです。また乾燥設備作業主任者技能講習を無事に修了した者の中から、事業者により選任されることもできます。つまり試験に合格するか、職場で一定の条件をみたして認定されるかのどちらかです。設備がある職場には必ず必要なので資格手当がつきます。
移動式クレーン運転士
移動式クレーン運転士とは、日本において、労働安全衛生法に定められた国家資格(免許)の一つであり、移動式クレーン運転士免許試験(学科及び実技)に合格し、免許の交付を受けた者をいう。 なお、吊上荷重5トン未満の移動式クレーンについては小型移動式クレーン運転技能講習を修了した者、吊上荷重1トン未満の移動式クレーンは移動式クレーンの運転の業務に係る特別教育を修了した...