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浄化槽設備士の基礎知識

浄化槽設備士とは?

浄化槽設備士は、浄化槽の設置工事において、実地の監督を行うことのできる、浄化槽法において定められた国家資格です。浄化槽の工事に関する施工図の作成や施工の管理・監督などの知識と技能を習得することができます。

仕事について

浄化槽工事業者は、営業所ごとに浄化槽設備士を置かなければならないため、浄化槽設備士は、主に浄化槽設備会社などで活躍することになります。その仕事内容は、浄化槽の設置工事において監督・指導をすること。例えば、住宅やマンションなどの建設工事や、リフォーム工事において、浄化槽の施工を行うことがあります。浄化槽設備士は、その浄化槽を施工するための施行図を作成したり、施工内容を管理・監督したりする専門家として従事することになります。同じ浄化槽に関わる資格として、浄化槽管理士という国家資格がありますが、浄化槽管理士は浄化槽設備の保守点検を行う役割である一方、浄化槽管理士は工事についての管理などがその主となる役割となります。

年収について

浄化槽設備士の収入はどれくらいなのでしょうか。浄化槽設備工事の監督者として従事するという場合で、20万~25万円という月収の例が一つあります。この例では、諸手当が含まれています。浄化槽管理士・浄化槽設備士などの有資格者は、特に優遇されることが多いため、資格手当がつくこともあるでしょう。また、浄化槽はよく下水道と比較されることがありますが、そもそも浄化槽は地震などの災害に強い構造を持ち、本体そのものが壊れることはめったにないことが分かっています。下水道は地震の影響で破たんしてしまったら、復旧に3ヶ月~6ヶ月以上かかることもあることから、浄化槽のほうが地震に強いという意味で、推進される動きもあります。このように浄化槽の可能性はまだまだ十分にあることから、浄化槽設備士のニーズも当面は失われることはないといって良いでしょう。

難易度と試験対策

浄化槽設備士になるには、指定の年数の実務経験が必要になります。試験は機械工学・衛生工学等、汚水処理法等、施工管理法、法規の内容で、4肢択一式の学科試験と、施工管理法を記述式で問われる実地試験の2種類があります。試験対策としては、出題は基本的に循環するといわれていることから、過去問を5年分ほど解いておくと万全な対策を取ることができるようです。もちろんテキストを学習することも大切ですが、丸暗記よりも、過去問を解いて苦手分野を知り、それを把握した上でテキストに取り組むという方法が効率的だともいわれています。また、実地試験は特に現場で何か作業をするという試験ではなく、過去に携わった工事経験を踏まえ、留意点などを記述する試験となります。現場での経験と多少の専門知識が要となるでしょう。

※掲載している情報の正確性、最新性、お客様にとっての有用性等につきまして保証しておりません。

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参考書籍

  • 浄化槽設備士試験完全対策 (なるほどナットク!)
  • 解説付 浄化槽設備士問題解答250題 (OHM・license books)
  • 浄化槽設備士 実戦攻略