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労働基準監督官の基礎知識
労働基準監督官とは?
労働基準監督官とは労働関係法令の基づいて事業場等に立ち入り調査などを行い、法令の遵守を進めるとともに、労働条件の向上を図る厚生労働省の職員です。
厚生労働省に配置されるほか、都道府県労働局、労働基準監督署に配置されます。
仕事について
労働基準監督官のメリットは、厚生労働省のなかで昇級に有利になることです。都道府県労働局長と労働基準監督署長等のポストに就任するには法令上で、労働基準監督官であることが要件となっています。ですからこのポストに就任するためにはこの資格をとっておく必要があるのです。またごく普通の労働基準監督署に採用されるためにもこの資格が必要です。公務員という身分資格を得られるので、社会情勢の変化に影響を受けないで、一生安定した職業として生活することができるのはメリットです。また一度採用されてしまえば、定年を迎えるまで安泰で定年後は関連の機関へ天下りすることもできます。家族は厚生労働省の社宅や公務員宿舎をりようできます。
年収について
労働基準監督官は国家公務員にあたるので平均年収は660万円と言われています。東京都特別区内の初任給をみれば205202円です。その他にボーナス、扶養手当、住居手当などが支給されます。年金は共済年金で退職後も手厚い年金が出ます。公務員ですので有給休暇は比較的取り易いでしょう。労働基準監督官は安定した収入面に加え、全国で5000万人以上の労働者の安全と権利を守ることが業務ですので、とてもやりがいのある仕事です。不況時には労働者の不当解雇や賃金未払いなどのトラブルが多いので、仕事はハードな面も否めませんが、社会正義の名の下に不正を暴き、糾弾できる位置にあるので、労働者の権利の低い日本では労働弱者の権利回復の為に尽くすことができる職業です。
難易度と試験対策
労働基準監督官は年齢制限があり21歳から30歳未満の者と定められています。20代のときにしか取得できない資格なため大学中に勉強して取得できてしまうと良い資格です。試験対策は1次と2次試験がそれぞれあり6月と7月に行われます。労働基準監督AとBに分かれており法文系と理工系の試験があります。法文系では公務員としての基礎問題も出るため公務員試験の本もよく見ておくと良いです。法律に関して労働基準法に関しては当然のこと他にも憲法や民法、刑法や行政法など多岐に渡って法律問題が出るため六法全集は手元に置いておき法令が出てきたときに参考にするようにします。2次試験は対人能力の面接があったり身体検査もありますから日ごろからの人間関係、健康管理が大切です。
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- 厚生労働省
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関連資格
一般曹候補学生
将来有望な隊員ほど任期満了に伴い除隊する傾向にあったことから、当初から曹への昇任を確約した非任期制隊員として優秀な人間を確保し採用することで離職率を低減させるとともに、組織の安定を図る本制度を昭和50年に設立したが本制度は平成18年度募集(平成19年度入隊者)の第32期生をもって募集業務を終了している。
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国家公務員採用3種試験は、各省庁や出先機関で一般事務や窓口業務を行う初級職員の採用試験です。 国家3種=地域密着の公務員。 国家3種での採用者は職務上、一般市民とふれ合う機会の多い公務員です 職種は行政事務、税務、電気・情報、機械、土木、農業土木、林業、建築、科学、農業の10区分に分けられています。年度によって試験が行われない職種もあります。