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  • どれぐらい年収が違う? DTP検定 I種、II種、III種

2013.08.05 (月)

どれぐらい年収が違う? DTP検定 I種、II種、III種

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これからデザイン、印刷、出版業界への就職や転職を目指す人にふさわしい資格といわれるDTP検定。DTPの実務で必要とされるコンピュータとソフトの知識と技術が体系的に問われる資格です。
このDTP検定の特色は、I種、II種、III種に分かれており、試験によって目指される職種が異なること。その学ぶ方向性の違いから、DTPオペレーターやグラフィックデザイナー以外でも、印刷・出版業界での企画、編集、広報、もしくは一般事務や営業職などにも活かすことができるのです。では、このI種、II種、III種、それぞれの資格を取得した末に従事する職種の年収はどれほどになるのでしょうか。

■DTP検定のI種、II種、III種 将来の年収の違いは?

◆ I種
I種の試験は、まさにDTPのプロになるためのスキルと知識を得ることができます。デザイナー、オペレーター、クリエイターといった、雑誌・書籍、カタログ、パンフレットなどのDTPを要するあらゆる印刷物に対応できる実力を備えた職種に就職・転職することが望めます。
このI種を活かして働けるDTPオペレーターやグラフィックデザイナーの推定年収は300万~400万円ほどであるといわれています。

◆ II種
II種の試験では、印刷・出版業界での企画・編集者、広報宣伝担当者などの印刷物制作の責任者として働くための、DTPに関するスキルと知識を得ることができます。
II種の取得後、印刷・出版業界での企画・編集、広報職として働く場合、その年収は250万~1,000万円と、大きな幅があるといわれています。その理由の一つは、勤務先がさまざまであること。例えば、大手出版社、中小出版社、大手編集プロダクション、中小編集プロダクションなどの勤務先があり、それぞれの職場では年収が異なってきます。
出版社の例でいえば、30歳の編集者で、大手出版社勤務は800万~1,000万円、中小出版社勤務は300万~600万円が年収相場となっています。
また、編集プロダクションの例でいえば、同じく30歳の編集者で、大手編集プロダクション勤務は350万~450万円、中小編集プロダクション勤務は250万~350万円の年収が推定されます。
このII種で目指せる職種としては、印刷物制作の全行程を総合的に管理・監督するディレクターが想定されています。より監督できる範囲が広がり、実務経験を重ねるごとに、昇給を望むこともできるようです。それが、平均年収の幅が広いもう一つの理由といえるでしょう。

◆ III種
DTP検定III種の試験では、美しく読みやすいレイアウトの印刷物を作成するスキルを得ることができます。それゆえ、職種としては、文書作成を必要とするすべてのビジネスマンが想定されます。社内資料や、企画書、報告書、販促チラシなどをパソコンを使用して作成する、営業職や事務職が想定されます。
一般事務の年収相場は、男性で330万円、女性で290万円程度となっており、営業職の年収相場は、男性で480万円、女性で350万円程度となっています。具体的な事例としては、新聞社の25歳の営業職で年収390万円、出版・広告業界の45歳の営業職で1,100万円というものがあります。
クオリティの高い文書・印刷物を作成し、プレゼンテーションなどで活かすことで、より高い評価を得ることができたり、商談を勝ち取ったりすることも可能でしょう。


このDTP検定のI種、II種、III種のうち、比較的III種は取得しやすいといわれています。一方、I種とII種は、DTP業界の現場で活かすことのできるスキルと知識が問われるため、合格率も30~40%とやや低めです。それだけ、就職・転職時に能力を評価されたり、将来的に高い収入が見込めたりするのでしょう。