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2013.06.25 (火)

栄養士と管理栄養士 どこが違うの?

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栄養士と管理栄養士の違いを知っていますか?栄養士と管理栄養士は、どちらも同じく施設や事業所、病院などで栄養バランスの整った献立を考えたり、栄養指導をしたりすることができる資格です。しかし、管理栄養士の資格を得るには国家試験に合格する必要があり、より高度な知識が求められることや、傷病者への栄養指導、大規模な給食施設における管理業務など、責任の大きい仕事を任されること、管理栄養士による栄養指導には保険診療報酬が支払われることなど、栄養士とは異なる点がたくさんあります。自分が目指す方向に合っているのはどちらでしょうか。2つの資格の違いを知って、どちらを選ぶべきかをぜひ検討してみてください。


■栄養士と管理栄養士、どう違うの?
栄養士は、栄養士法に定められている国家資格です。栄養士の専門学校や大学などで2年以上、栄養士に必要な知識と技能を修得すれば免許を得ることができます。一方、管理栄養士は、栄養士とは異なり、国家試験を受験して合格することで取得することができます。また、管理栄養士の国家試験は、栄養士の免許を持っていなければ受けることができません。つまり、
管理栄養士は栄養士の上位資格であるといえます。

また、栄養士と管理栄養士の役割は、次のように定義することができます。

●栄養士
栄養学に基づいた、栄養バランスの取れた献立の作成や調理方法の改善などを通して、栄養面から健康な食生活を推進する役割

●管理栄養士
栄養指導にまつわるあらゆる企画考案、傷病者の療養に必要な栄養指導、大規模な給食施設における管理業務や労務管理など行う役割

管理栄養士も、栄養士と同じように栄養学に基づいた栄養指導を行うことができます。しかし、栄養士という立場から一歩踏み込んで、
職場、もしくは対象施設を統括し、管理する立場にあるのが管理栄養士であるといえるでしょう。

また、栄養士と管理栄養士は実際、どのような場所で勤務しているのでしょうか。栄養指導者として従事する場合、病院、高齢者施設、複合福祉施設、学校、保健所、官公庁、工場、事業所、スポーツ施設、スポーツ・健康関連企業などが主になります。また、研究職として、大学や研究所、食品会社で従事している人もいます。


■管理栄養士を取得するメリット
栄養管理や栄養教育・指導などは、栄養士の免許だけで十分問題なく行うことができます。では、管理栄養士の資格を取得する意味はどこにあるのでしょうか?

<管理栄養士を取得するメリット>
・都道府県知事が指定する特定給食施設、保健所、栄養士・管理栄養士養成施設などの、管理栄養士の資格が必須である場所で、栄養士として従事することができる

・管理栄養士が法律で規定された通りに栄養指導を行うと、保険診療報酬が支払われることから、病院では管理栄養士の起用が多く、就職・転職に有利になる

・資格手当が出ることがある

管理栄養士の資格取得の特に大きなメリットは、医療機関でニーズがあるところだといえます。栄養士はどちらかというと、医療職というよりは、調理師寄りの仕事になる傾向があるといわれています。


■他にもある栄養関連資格!
栄養関連の資格には、栄養士や管理栄養士の他にも、フードコーディネーターや調理師などがあります。フードコーディネーターは、直接食事の栄養を考えたり、料理を考案して作ったりするのではなく、レストランや食品売り場、食にまつわる企画の要するイベント・書籍などに対して、マネジメントを行う役割を担います。いかに食材や料理をより美味しく食べてもらうことができるか、ということを主軸に、コーディネートしていきます。実際、栄養士や調理師がこのフードコーディネーターの資格を有して活躍している場合も多いようです。
また、調理師とはその名の通り調理の業務を行うことができる国家資格です。その試験内容には、栄養学や食品学も含まれることから、調理師は栄養士とも近しい知識を有していることが分かります。

栄養関連資格の取得を目指す場合には、自分の目指したい方向に合った資格を選びましょう。