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2013.06.06 (木)

介護福祉士と社会福祉士 どこが違うの?

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人気の福祉関連職種で働こうとするとき、たくさんの資格があることが分かります。しかし、その仕事内容によって資格は変わってくるのも事実です。そこで、意外と知られていない資格の意味と違いを、ここで再確認しましょう。
似ているようで異なる資格のうち、今回は介護福祉士と社会福祉士の違いについてご紹介します。

■介護福祉士と社会福祉士、どう違うの?
介護福祉士と社会福祉士は、どちらも社会福祉に関わる国家資格という共通点があります。そもそも精神保健福祉士を含めて、この3つの資格は「福祉の三大国家資格」として知られています。しかし、その仕事内容はそれぞれに異なります。

では、この介護福祉士と社会福祉士には、どのような仕事内容の違いがあるのでしょうか。簡単にいえば、介護福祉士は介護を行う仕事で、社会福祉士は相談業務を行うというところです。どちらも福祉に非常に関わりが強い資格ですが、現場でどのような役割を担うか、その役割の領域はかなり異なるので、簡単にその業務内容を比べることはなかなか難しいでしょう。

介護福祉士は、一般的にケアワーカー、ホームヘルパーの名で知られています。主に身体上、もしくは精神上の障害があることにより、日常生活を営むのに支障がある人に対して、介護を行う仕事です。例えば、入浴、食事、排泄の手助けをします。
一方、社会福祉士は、一般的にソーシャルワーカーと呼ばれ、主として日常生活を営むのに支障のある人たちから福祉に関する相談を受け、的確な助言を行う仕事です。また、医師や保健医療サービスを提供する人やその他の関係者との連絡、調整などを行うこともあります。



■介護福祉士と社会福祉士 どちらを取得する?
福祉の資格を取りたい場合、介護福祉士と社会福祉士では、どちらを取得しますか?やはり自分が向いているほうを選ぶのが良いでしょう。大まかにいえば、
人の相談を受けるカウンセリングを得意とする人は、社会福祉士が。実際に体を動かして対象者の方の生活の援助をしたいという人は、介護福祉士が向いているといえます。もちろん、どちらも専門的技術とプロの応対が求められることは同様です。

ではそれぞれの資格に向いている職業人像を、さらに詳しく見てみることにしましょう。

介護福祉士に向いている人は、精神面では、やはり介護する人に対して細やかな心配りができ、人が好きで、社会の役に立ちたいと日頃から切に願う人であるといえます。責任感と使命感があれば尚良いでしょう。さらに、相手の気持ちや状況を理解しようとする姿勢を持ち、人権を尊重し、他の医療介護従事者とうまくコミュニケーションをとることのできる人であることも必要になってきます。また、肉体面ではかなりハードな仕事になってくるので、体力にはもともと自信があり、忍耐力も備わっている必要があるでしょう。近年、在宅医療に非常に注目が集まってきていることからも、将来性も見込める資格です。

一方、社会福祉士に向いている人は、とにかく人の相談を受けたり、人と向き合ったりすることが好きな人です。業務のメインとなるのは、利用者の相談内容を根気強くヒアリングし、的確な福祉サービスについて助言することだからです。また、相談・援助業務以外にも、医療関係者と連絡を取るコーディネーターとしての役割もあるため、コミュニケーション能力が高いことが必須となります。もちろん、社会に貢献したいという気持ちが強ければ強いほど、仕事が充実してくることでしょう。

どちらの資格を取得するかを選ぶ場合には、興味があることだけでなく、向いている仕事内容のほうを選ぶと良いでしょう。



■他にもこんなにある、福祉関連資格
福祉関連資格は、介護福祉士や社会福祉士の他にもたくさんあります。例えば、福祉の三大国家資格の一つである精神保健福祉士は、精神保健福祉領域のソーシャルワーカーと呼ばれ、主に精神障害者対する支援を行う職務を担える資格です。また、介護福祉士に似ている資格として、サービス介助士があります。サービス介助士は、主に空港や駅構内、デパート・飲食店、銀行・宿泊施設などに配置されている介護職員で、日常生活を送る上で欠かせない公共の場や商業施設において、障害を持つ人たちが安心して利用できるように手助けする役割を担います。主に施設や在宅で活躍したい場合には、介護福祉士、公共の場で活躍したい場合には、サービス介助士を選択するのも良いでしょう。