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2013.08.07 (水)

同じ薬剤師でも、働き方によってこんなに年収が違う!

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調剤薬局や病院の他、ドラッグストア、製薬会社、学校・公共施設などさまざまな場所で活躍する薬剤師。彼らは同じ薬剤師の国家資格を取得して働いていることには変わりありません。しかし、その薬剤師が活躍する場や働き方によって、年収の相場も異なってきます。そこで、今回はその薬剤師の働き方によって異なる年収をご紹介します。

■薬剤師の活躍の場とその年収
現在、薬剤師としてもっとも多いのは、調剤薬局やドラッグストアなどの店舗に勤務する薬剤師であるといわれています。その調剤薬局の薬剤師の年収は、約400万~650万円くらい、ドラッグストアの薬剤師の年収は約400万~700万円くらいであるといわれています。ドラッグストアでは、店長クラスになると700万円以上支給されることもあるようです。一般的に薬剤師は、薬局やドラッグストアのように、店員として勤務することで、安定した収入を得ることができるといわれています。また、病院薬剤師の年収は約400万~650万円くらいで、製薬会社だと年収約400万~800万円以上が見込めるようです。そんな薬剤師全体の平均年収は529万円というデータがあることから、長期勤務、もしくは管理する立場へのキャリアアップによって、平均年収を超えた高収入も期待できることが分かります。

■同じ薬局でも年収に開きあり
薬剤師が活躍する職場のうちでも、特に薬局には多くの薬剤師が勤務していますが、その薬局の規模によっても年収が異なってきます。例えば、大手チェーンの薬局と、中小の薬局とでは大きな差があるといわれています。 大手チェーンの薬局での薬剤師の年収は、500万~600万円ほど。一方、中小の薬局は年収700万~800万円ほどのところが多いといわれています。

この大手チェーンの薬局と中小の薬局との年収の開きには、どのような理由があるのでしょうか。まず、中小の薬局は規模が小さかったり、地方に位置したりすることが多いため、長年勤務する薬剤師は特に重宝される傾向があります。決して有名な薬局というわけではないので、その長年勤務する薬剤師が辞めてしまったら、小さい薬局であるほど、今後の薬局運営が危ぶまれるからです。このことから、中小薬局の多くは、給料の額を上げることで雇用を保つということをしているようです。一方、大手チェーンの薬局は、有名であることから、絶えず求人を出せば人は集まってきます。よって、それほど高額を支給する必要もなくやっていくことができるのです。このような背景が、大手チェーン薬局と中小薬局の年収の違いとして表れているといわれています。

■管理薬剤師の年収
薬剤師の中でも、医薬品を適切に管理する役割を担う「管理薬剤師」は、特に年収が高いといわれています。その理由の一つとして、管理薬剤師手当がつくことが挙げられます。管理薬剤師に対する手当は、年間で平均約30万~50万円ほどであるといわれています。そんな管理薬剤師の平均年収は600万円前後が相場で、一般的な薬局やドラッグストアなどに勤務する薬剤師と比べて高収入であることが分かります。さらにこの管理薬剤師は、大手の薬局長やドラッグストアの店長と兼務する場合、年収700万~800万円を超えることもあるといわれています。

そもそも管理薬剤師は、薬事法によって、医薬品の取扱い、販売、製造を行う所には必ず置かなければならないことが規定されています。その必要性と、高度な管理能力、医療事務やレセプトに関する知識が求められることなどから、高待遇は見込めます。

管理薬剤師になるには、特に「管理薬剤師」という資格があるわけではありませんが、その責任のある立場ゆえに、実務経験3年以上が就任の目安となるようです。薬剤師として働くならば、管理薬剤師を目標にキャリアアップしていきたいものです。