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電気工事施工管理技士の基礎知識
電気工事施工管理技士とは?
電気工事施工管理技士とは、国土交通省と財団法人建設業振興基金が主催している、
施工管理技士の国家資格のひとつです。建設工事に携わる人の技術力向上を目的としています。これまでに約63万人(1級・2級の合計)が合格しています。
仕事について
電気工事施工管理技士は国土交通省管轄の国家資格で、建設業者が各営業所に有資格者を選任の技術者として配置することを建設業法によって規定されている資格です。この資格を持っていることは建設業界で活躍するためには非常に有利に働きます。ビルや工場などの建設で電気工事を行う場合に必要とされるため、現場には必須の人材と言え、資格を持っていることで建設業界での活躍の幅が広がります。また、この資格を保持していると電気工事の研究のために大学院への入学審査を受けることができます。さらに1級電気工事施行管理技士の資格を取得していると監理技術者の任務に付くことができるため、現場で責任ある仕事をしたいと考える人にとって、この資格を取得することには大きなメリットがあります。
年収について
電気工事施工管理技士の資格は、専門的な知識を問う試験と実務経験の両方が必要になりますが、取得したときの収入は一年に150万円から300万円ほどの増加が見込めます。現在の年収が500万円ほどの方でも、多くて年収800万円ほどの収入まで狙うことが可能です。あまり知られていませんが、電気工事施工管理技士は国家資格であり、取得者の仕事への信頼性は格段に高まります。一級、二級に分かれていますが、ぜひ一級を取得するようにしましょう。一級には実務経験が必要になり取得するのも難しいですが、その分年収の増加幅は200万円以上と大きく伸びしろがあります。現在の年収を増やしたいと思う場合は資格を取得することを視野に入れましょう。
難易度と試験対策
電気工事施工管理技士は、1級と2級とがあり、学科試験と実地試験とがあります。筆記試験は、電気工学等、施工管理法、法規が出題範囲で、実地は、施工管理法です。試験日に関しては、1級は、学科試験が7月中旬、実地試験は、2月上旬、2級は2月上旬です。合格率は、1級は50%前後、2級は55%~60%となっています。難易度もありますので、試験対策はきちんとしておかないといけません。過去問をとくことも大切ですが、基礎の部分も確実に覚えておかないといけません。各地で試験前になると講習会などを開催し、試験対策をしているところもあります。参考書も種類が多いですが、要点をまとめているものや、暗記シートなどがある本もありますので、いつでも勉強することができ便利です。
- 問い合わせ
- 一般財団法人 建設業振興基金
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関連資格
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防犯設備士とは、強盗や不審者等の行動を研究した上で犯行手口を想定し、防犯設備等の取り付ける場所、防犯の為には何が必要なのか、を深く知っている防犯のプロでもあります。防犯に対する様々な教育を受けているので様々な犯行手口や防犯に対する知識を知っている方です。
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監理技術者とは、建設業において現場の技術水準を確保するために配置される技術者です。監理技術者となるためには、それぞれの業種の1級施工管理の国家資格を取得する必要があります。また、監理技術者として現場に配置される場合は5年以内に技術者講習を受講していなければなりません。
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