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造園施工管理技士の基礎知識
造園施工管理技士とは?
造園施工管理技士とは、国土交通省が運営する国家資格の一つに入ります。公園や緑地に遊園地といった造園工事の現場の工程管理や資材の品質管理、作業の安全管理などを行い現場の責任者となることができます。10000人以上が資格を持っています。
仕事について
造園施工管理技士になるには実務経験を所定の年数経なければなりません。特に1級受験資格ともなると高校卒業だったりすると10年以上にもなります。それだけ受験資格を得るのには大変ですが、1級の資格を持っているとメリットはかなりのものです。特定建設業、一般建設業の許可基準において建設現場に必ず派遣されなけならない「監理技術者」「主任技術者」になれるのです。2級の資格でも一般建設業の「主任技術者」にはなれます。また公共工事の受注には「経営事項審査」の技術力の評価があるのですがこの資格を持っていると評価点がついて、所属の建設会社の評価を上げることになるのです。結果的に総合評価を上げることにつながります。ですから、発注業者も落札の際、この資格を評価しています。
年収について
造園業に携わっている方、また、造園業の経験をお持ちで再び造園業で働いてみたい方には造園施工管理技士資格の取得をお勧めします。
施工管理技士の取得をすることで資格手当を支給する会社が多くあります。残念ながら支給されない会社もあるようですが、資格保有者の数で会社が優位に立てる場合があることから資格手当の支給される率は高くなっています。その手当の額は1級施工管理技士で月あたり10,000円から20,000円といったところが多くなっています。それだけ大きな手当を支払うほど会社にとっても価値のある資格ですので取得して損はありません。
造園の経験を活かして資格を取得し、スキルと収入のアップを目指してみてください。
難易度と試験対策
造園施工管理技士は1級と2級に区分されています。2級に比べて1級の受験資格が高度に設定されており、試験においてもその難易度が高くなっています。
1級、2級とも学科試験と実地試験により試験が構成されていますが、1級については学科試験合格者のみ実地試験の受験資格が発生し、学科試験と実地試験が別の日に実施されます。2級については学科試験と実地試験が同日に実施されます。
試験の内容については、学科試験では造園の歴史や工事の方法、品質の管理基準等が出題され、実地試験では学科試験よりも詳しい技術面の記述試験や論文等の作成が課題とされます。
試験対策としては、過去問題を数年度分消化し、出題傾向を把握したうえで参考書で弱点を補う方法が効果的です。
- 問い合わせ
- 一般財団法人 非営利型 全国建設研修センター
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