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給水装置工事主任技術者の基礎知識
給水装置工事主任技術者とは?
給水装置工事主任技術者とは、文字の通り給水装置を取り付ける際にその場を取り仕切る資格を持った人のことで、全国にこの資格を有している人は数千人います。財団法人が資格の運営をしており、試験に合格すれば確かな技術を得ることができます。
仕事について
給水装置工事主任技術者は、給水装置工事に関する技術上の管理、給水装置工事従事業者の技術上の指導管理、給水装置が構造・材質基準に適合しているか確認します。
水道事業者との給水装置工事に関する連絡調整も担うことになります。
この有資格者を事業所ごとに置かなければ、指定給水装置工事事業者にはなれません。
水道管工事業の上水道指定工事店資格や上水道全般の改造新設申請に必須ですので、メリットのある資格です。
設置等一定の指定要件を満たせば自ら申請して給水装置工事業者として参入することもできます。
工事実施の場合は給水装置工事ごとに有資格者に適正な工事を依頼します。
給水装置の工事及び工事後の立会にも有資格者が必要です。
技術職員として高い評価を得ることができます。
年収について
給水装置工事主任技術者は厚生労働大臣より交付される国家資格で、水道事業者はこの資格者を有していなければなりません。給水工事および工事後の立会には、必ず有資格者が現場にいなければならず、各事業者所ではできるだけ多くの有資格者を必要としています。そのため求人も多く、安定した収入が得られます。経験年数にもよりますが、正社員で月給15万円から40万円、契約社員で15万円から30万円の求人広告がでております。受験資格は18歳以上で、給水工事に3年以上の実務経験があれば誰でも可能です。また、給水装置工事主任技術者の免状の交付を受けた後、管工事に1年以上の実務経験を有すると、管工事業の専任技術者(建設業許可)として認められるメリットもあります。
難易度と試験対策
試験には、3年以上の実務経験が必要です。
試験は年1回10月下旬頃に行われます。
5月頃に詳細を発表され、申込に必要な書類を取り寄せられます。
試験会場が例年全国8か所ですので、詳細の発表の際に確認してください。
非免除者においては公衆衛生概論・水道行政・給水装置工事法・給水装置の構造及び性能・給水装置計画論・給水装置工事事務論・給水装置の概要・給水装置施工管理法の8科目があります。
全体の合格基準と学科ごとの合格基準があり、全ての合格基準を満たさなければ不合格となります。
合格率3割程度です。
給水装置工事主任技術者の試験対策本が本屋さんでも購入可能です。
全国管工業事業組合連合会が講習会を開催しています。
過去問を隅々まで繰り返し徹底的に解き、問題文を暗記するほどの勉強が必要です。
- 問い合わせ
- 公益財団法人 給水工事技術振興財団
※掲載している情報の正確性、最新性、お客様にとっての有用性等につきまして保証しておりません。
関連資格
火薬類保安責任者
火薬類保安責任者とは、火薬類の製造や取り扱いに関する国家資格になります。誰でも受ける事ができますが、免状の交付は18歳以上からになります。火薬を取り扱う仕事ですので、建築・土木関係、鉄工所、砕石会社等の、責任の重い立場の方がとられています。
防火管理者
防火管理者とは、多数の人が利用する建物の火災予防のために必要な業務を推進する責任者です。防火に関する講習会を修了した者に与えられる 国家資格です。ビルサービス会社、セキュリティサービス会社やビルの管理人の就職に有利な資格です。
警備員指導教育責任者
警備員指導教育責任者とは、都道府県の公安委員会から資格者証を交付される国家資格です。講習を受講し、筆記試験に合格する必要があります。業務内容により1から4号の4種類があります。この資格を有していると、警備業務に従事する場合法定新任・現任教育が免除されるなどの利点があります。