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コンクリート診断士の基礎知識
コンクリート診断士とは?
コンクリート診断士とは社会法人日本コンクリート工学協会が運営をしている資格です。コンクリートに関する知識が求められ、コンクリートが使われる建造物にひび割れや劣化がないかを調査し事故の予測をして異常があった場合、対策を行います。
仕事について
コンクリート診断士とはコンクリート建造物の診断、維持管理に関して、一定水準以上の知識と技術を有する技術者を認定するものです。
受験者は試験前に2日間の講習を受けることが必須になっています。
維持管理時代の資格として大きく期待されていて、コンクリート建造物の調査や診断を行っている会社への就職が有利になるというメリットがあります。
セメントやレディーミクストコンクリート、工場製品などの製造会社でも、有資格者が活躍しています。
この資格は国家資格ではありません。
有資格者で無ければ管理維持業務が出来ないという訳ではありません。
しかし、構造物を診断すると言う行為は、中立的な立場で行う必要があるため、構造物の管理者がコンクリート診断士に診断を求めるケースも増えてきました。
年収について
コンクリート診断士の年収は大体、500万~650万円ほどと言われています。建築に関する会社などで、社員に資格取得でさせようという動きがある中、なかなか試験問題が難しい為、資格取得に至っていない人が多い様です。難易度が高い資格になる為、コンクリート診断士の資格を持っている人は、就職にも断然有利になるのは間違いありません。高度経済成長期に建設された、橋、トンネルなどのコンクリート劣化が、今急速に進んでいると言われています。その為、この資格を持っている人の需要は、今後益々増えていく事と思われます。コンクリートの劣化や、ひび割れを診断するだけではなく、モラルも問われる資格になります。スキルを積んで信頼のおける診断士ともなれば、40代からの転職、収入も比較的安定するでしょう。
難易度と試験対策
コンクリート診断士は、製造あるいは施工に関わる技術者を対象とした資格ですがコンクリート技術の基礎を十分ん学びステップアップするための資格です。試験は、まず、講習会が4月上旬から下旬におこなわれます。基礎や応用をおしえてくれます。その後、7月下旬で試験を受けます。試験方法は、四肢択一式問題、記述式問題です。合格率としては、2013年時点の過去五年分では16%前後です。試験対策としては、四肢択一式は、変状、劣化、調査手法、評価・判定、補修・補強から出題されています。なので、基礎や応用を確実に覚えておきましょう。記述式は、過去問からどんなものが出題されたのかわかります。記述できるように何度も練習しておきましょう。
- 問い合わせ
- 日本コンクリート工学会
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関連資格
建築士
建築士とは、国土交通省が認定する国家資格です。受験資格として実務経験が必要で、大学などで建築学の教育を受けると実務期間の短縮ができます。建築物の設計、管理ができる資格であるため就職には有利なる資格です。
設備設計一級建築士
設備設計一級建築士とは、一定規模以上の建築物について自ら設計でき、また正しく設計されているか唯一関われる建築のエキスパーです。 一級建築士として5年以上設備設計の仕事を行ったのち、国土交通大臣の登録を受けた機関にて講習の課程を修了することで、資格を取得する事が出来ます。
建築設備士
建築設備士とはなにかですが、建築士の要望に対して建築設備の設計や工事を管理する事をアドバイスするのを生業とする国家資格の事を指します。4年の実務経験があると一級建築士の試験の受験資格を得る事ができます。