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弁理士とは?
弁理士とは特許権や商標権などの工業所有権に関する業務を行うための国家資格を有する者のことです。
その担当する業務は、企業などの依頼に基づいて特許等にかかる出願書類を作成することや、その相談を受けること、特許庁との応答などとなっています。
仕事について
弁理士になれば、新しいものに最初に巡り合うことができるというメリットがあります。特許を与えて、その新しい製品や実験、キャラクターなど様々なものを守り通し、個人だけでなく自国も守ることができます。いわば弁理士になれば、昔誰もが憧れたような正義のヒーローになることができるのです。特許権は身近でありながら、実は一番無視されがちなものです。私たち多くは、特許権を無視されたがために、思ってもみないような大きな被害にあうことがあります。そういった被害に巻き込まれないように正義のヒーローとなって国民を自ら守ることができるのです。これは思っている以上に大きなメリットです。誰でもが簡単にできることではありません。
年収について
ハローワークで弁理士資格必須または歓迎の求人を調べたところ、基本給は月額15万円から50万円でした(平成25年6月現在)。これを年収に換算すると、180万円から600万円となります。
弁理士が取り扱う分野は工学全般なので、これらの技術知識が求められます。主な業務は、特許明細書作成、図面作成、中間処理対応(拒絶理由通知への対応)、訴訟対応です。
また、最近では海外に進出する企業も増えています。そのため、外国での知的財産権保護に対応できるように、外国の諸法令の知識や語学力があると有利です。
技術知識・外国の諸法令の知識・語学力を身につけて業務の幅を広げると、能力や経験が上がります。そうすれば収入上昇も期待できるでしょう。
難易度と試験対策
弁理士になるためには弁理士試験に通る必要がありますが、この資格は、数ある資格の中でも最難関に位置づけられるもので、その合格率はたくさんの受験生の中から10%程度です。受験資格は特に定められておらず、願書の手続きさえ済ませれば誰でも受験可能です。試験は短答式筆記試験、論述式筆記試験(必須科目、専門科目)、さらに口述試験があります。時期としては、5月から6月に筆記試験が有り、10月に口述試験があります。試験対策については、まず書店で試験用の参考書を買って勉強をすすめることです。また、可能であれば、予備校に通うことを強くおすすめします。予備校に通うことで周りの受験生と切磋琢磨しながら学習をする習慣が身につくからです。
- 問い合わせ
- 特許庁
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関連資格
司法書士
司法書士とは他者の依頼を受けて登記や供託などの関する代理手続、裁判所、検察庁、法務局に提出する書類を作成することを業務とする国家資格です。 司法書士となるには法務省が実施する試験に合格することが必要です。
保護司
保護司とは犯罪を犯した者の更正を助ける仕事であり、全国に約5万人の方がいます。法務大臣により委嘱を受けた非常勤の一般職国家公務員であり資格については保護観察所における保護司選考会で認定を受ける必要があります。人と接する仕事なので介護や医療などの仕事に従事した際に資格と経験を活かすことができます。
米国弁護士
米国弁護士とは、アメリカ合衆国における弁護士をいいます。アメリカの弁護士制度は日本とはちがっていて、各州ごとに弁護士になるための試験があり、弁護士が行う業務内容や手続きについての法律も定められています。