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パソコン整備士とは?
パソコン整備士とは、パソコンの整備や管理を専門とする資格で、パソコンを使用する職場においては非常に重宝される資格です。パソコンのトラブル対応やセキュリティ・情報倫理などのスペシャリストとして活躍することができます。
仕事について
パソコン整備士の活躍の場としては、あらゆる企業が想定できます。どの企業も情報セキュリティについては守られるべき事項ですが、いざウイルスに感染してしまった際は、すぐにパソコンに対して対処できる人材が必要不可欠です。そんなときに重宝されるのがこのパソコン整備士です。また、このようなトラブル解消への対応だけでなく、故障診断や顧客対応なども仕事に入ります。職場は、パソコン関連企業をはじめとして、パソコンショップ店員やスクール講師などパソコンを身近にある場所が主になるでしょう。また、サーバやセキュリティに関する知識も問われる仕事です。公式サイトに掲載されているパソコン整備士の活躍の場は次の通りです。メンテナンス要員では、関連企業のメンテナンス要員やパソコンショップのサービス要員、パソコンショールームアドバイザー、パソコンリサイクルにおけるデータ消去技術者などです。また、パソコン関連企業のユーザーサポート要員、さらにインストラクター要員としては、パソコンスクール講師や宮内庁・地方自治体のパソコンアドバイザー、そして小・中・高での情報教育担当者がその職種となります。
年収について
パソコン整備士の資格取得者は、主にパソコンメンテナンス要員として活躍することになりますが、実際の月収例としては、テクニカルサービス系企業の正社員で13万~30万円、有名大学でのヘルプデスク保守要員で25万円前後というデータがあります。また未だに増え続けているリサイクルショップやリサイクル関連業種に従事する人などが取得するケースも多いです。このメンテナンス要員やパソコンリサイクル関連事業における需要は決して減ることはないと言えるでしょう。また、パソコンを業務で使用するどんな職場においても、パソコンのトラブル時にすばやく対応することができるスキルは役立ちます。このことから、どの職種にとっても有効であり、企業でそれほど目立って高く評価されるというわけではない資格とは言われていますが、実際には大いに役立つ資格であると言えます。
難易度と試験対策
パソコン整備士の試験対策となる参考書としては、パソコン整備士協会に公式テキストとして用意されているものを使用することができます。公式テキストには、2級試験練習問題集と、3級試験練習問題集があります。1級についても、各PCスクールや通信講座などがあるので利用するのも良いでしょう。各級の試験内容は次の通りです。3級は個人利用でパソコンのトラブルの原因が把握できる知識、最低限必要とされる情報倫理(ネチケット)の修得が求められます。2級は家庭での利用で、数台のパソコンをインターネットに接続する知識と技術、情報倫理関連法規に関する基本的な知識が問われます。1級では企業内LANの構築・導入・管理およびトラブル対応知識と技術・情報倫理規定を理解し、情報セキュリティ技術を修得することになります。よって、それぞれのレベルに応じた試験対策が必要となるでしょう。
- 問い合わせ
- NPO パソコン整備士協会(JAPA)
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関連資格
パーソナルコンピュータ利用技術認定試験
パーソナルコンピュータ利用技術認定試験とは、インターネットやパソコンに関する知識と技術を認定する(社)パーソナルコンピュータユーザ利用技術協会主催の資格です。 試験は初心者対象の3級から、アプリケーション開発者やシステムインテグレーターに相当する1級までの4段階に分かれています。3級と2級は毎年7月と12月、準1級は12月、1級は隔年で12月に実施されています。
ITコーディネータ
ITコーディネータとは、経済産業省が推進している国家資格で、経営者の立場に立った視点で、ITと経営をつなぐ役割を担う専門家としての資格です。特にIT投資についてアドバイスをしたり、経営者へIT戦略などの助言・サポートを行うのが主な仕事です。
プロジェクトマネージャ試験
プロジェクトマネージャ試験とは、国家資格である情報処理技術者試験の中でも最高レベルの資格であり、キャリアを目指すITエンジニアにとって、大きな目標となる資格です。システムのプロジェクトにおける最高の責任者として活躍することができます。