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LPICとは?
LPICは、NPO法人であるLinux技術者認定機関 LPI-Japanが実施している、Linux技術者の技術者認定資格の名称です。LPICとは、Linux Professional Institute Certificationの略で、試験はレベル1、レベル2、レベル3に分かれます。
仕事について
LPICは、主にIT関連企業においてLinux技術者として活躍することになります。実務を通じて知識やスキルをレベルアップしていけば、エンジニアとしてさらに大きな強みになります。具体的な仕事内容としては、サーバ運用保守業務、ネットワーク運用・監視業務・サービスの維持管理業務、サービス運用業務の手順書作成などがあります。実際、Linuxを要する職種は多様であり、システムエンジニア、ネットワークエンジニア、組み込みエンジニア、社内システムエンジニア、カスタマーサポート、インストラクターなどが相当します。特にLinuxサーバはインターネットサーバとして最も利用されていることから、ネットワークエンジニアとして働くには非常に有効な資格です。また、組み込みシステムのOSには、Linuxが最も多く使われていることからも、組み込みエンジニアとしてもLPICは使える資格です。そして社内システムエンジニアとしてもLPICは有効です。社内システムのメールサーバやファイルサーバ、Webサーバの多くは、Linuxを採用しているためです。
年収について
LPIC取得者は、収入面でかなり優遇されることが見込めます。LPICを取得した社員に、資格手当や報奨金を支給したり、昇給させたりする企業があるからです。また、実際、LPICは多くの企業、教育機関、公的機関にて「取得推奨資格」に指定されています。現在の日本社会において、7割の企業でLinuxが導入されていることからも、Linux技術者が必要とされていることは確かです。そのため、LPICには将来性も見込めると言えるでしょう。また、公式サイトの情報によれば、情報管理者の63.5%がLinux技術者の不足を問題視していると言います。今後、ますますLPIC取得者の需要は増すことでしょう。ちなみにシステムエンジニアの平均年収は550万円です。
難易度と試験対策
LPIC資格の勉強方法は、実務経験や知識レベルによって異なります。初心者や自主学習だと怠けてしまう人、学生、最短で合格を狙いたい人などは、アカデミック認定校である大学・専門学校・PCスクール・企業研修期間などに通ったり、LPI-Japanにより開催されている、試験のレベルごとに出題範囲やポイントを解説する技術解説無料セミナーを受講したりする方法が最適です。他の受験者とも意見交換もできるので、独学が不安な人に向いています。また、実務経験があり、実機環境を自分で用意できるという人であれば、独学で試験対策をすることもできます。LPI-Japanからは、レベルごとの例題解説などを行っているメールマガジンも発行されているので、学習ツールは非常に充実していると言えるでしょう。
- 問い合わせ
- Linux技術者認定機関 LPI-Japan
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関連資格
Adobe Certified Expert
Adobe Certified Expert に合格することで、あなたの技術に対してアドビから認定が得られます。合格者には認定取得済みであることを示す、Logoが配布されます。名刺やメールの署名に利用し、自信のスキルをアピールすることが出来ます。 キャリアアップのために、是非ACEプログラムをご活用ください。
Oracle Certified
Oracle Certifiedとは、オラクル認定資格制度(Oracle Certification Program)を指します。オラクル社製品に関する資格で、Database、Middleware・Java、Applications、Server・Storage Systemの4つのカテゴリに分けられています。
IC3
IC3は「アイシースリー」と読み、世界共通のITリテラシーの国際資格です。実社会で役立つ総合的なコンピュータやインターネットに関する基礎知識とスキルを証明できます。日本では、2002年11月より開始されている民間資格です。