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皇宮護衛官の基礎知識
皇宮護衛官とは?
皇宮護衛官とは警察庁の附属機関である皇宮警察本部に所属する警察庁の職員です。その職務は、天皇や皇族の護衛のほか、皇居や御所、御用邸の経営を担当し、一般の警察官とは異なる国家公務員試験によって採用されます。
仕事について
皇宮護衛官になるメリットとは・・・ズバリ、陛下および皇室の方々をお護りできるという使命感を持てるということではないでしょうか。このような使命感を持てる職業はなかなかありません。故に皇宮護衛官は非常に狭き門であり、難関です。また皇宮警察学校入学後も英会話、スキー、乗馬、テニス、茶道など、様々な技能を取得しなければなりません。乗馬のスキルを上げれば、信任状奉呈式の際に騎馬で護衛を担当する等、非常に晴れ晴れしい役目を担うこともできます。また音楽が好きな人には音楽隊がおすすめです。やる気があれば初心者でも入隊できます。音楽隊員は通常の勤務をしながらの活動になりますが、皇室行事などで演奏できるという機会を得られます。
年収について
皇宮護衛官は平均年収が600万円と高く、かなり収入を得られる仕事です。国家公務員の一般職で皇宮警察本部に所属する公安職で、特別な制服を着用し、皇族や要人等の身辺を守ります。警護や護衛をするのが仕事です。警察とは別の皇宮護衛官の試験が設けられていて、定員は920人となっています。警察官と別の官職ですが、拳銃や特殊銃や警棒などから催涙スプレーなどの所持が可能です。制服や制帽や階級章なども警察官と同一です。特別な制服を着用していますが、護衛や警護が主な仕事で警察官と装備は殆ど変わりません。護衛や警護が仕事なので、危険な仕事ですがそれ故に年収は高くなっています。階級も警察官に準じ、階級に皇宮が付きます。
難易度と試験対策
皇宮護衛官採用試験は、「高卒程度」「大卒程度」の試験区分とさらに、「武道有段者」の区分があります。試験は毎年1回ですが、一次試験と二次試験があり、一次試験の合格者のみが二次試験に進めます。「高卒程度」も「大卒程度」も一次試験は基礎能力試験と課題論文試験(高卒程度は作文試験)、二次試験は個別面接や身体検査等です。「武道有段者」は一次選考が論文と実技、二次選考は個別面談、身体検査等になります。合格率ですが、「高卒程度」0.8%、「大卒程度」1.5%と難関です。一次の基礎能力試験は特別に難しいというわけではありませんが、競争率を考えると公務員資格講座などを利用するのが無難です。二次のための体力トレーニングもお忘れなく。
- 問い合わせ
- 皇宮警察本部
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関連資格
法務教官
法務教官とは、国家公務員試験のうち、法務省専門職員(人間科学)法務局教官区分での試験に合格し、少年院または、少年鑑別所にて勤務している人のことをいいます。 少年院へ送致された少年を更生させることが主な仕事です。 採用倍率は10倍前後で、毎年200人前後の方が合格しています。
刑務官
刑務官とは法務省の事務官で、刑事施設において収容されている者の処遇を担当したり、刑罰の執行を担当したりします。 職務は、刑務所において収容されている者の矯正教育などによる社会復帰の援助、拘置所においては被疑者等の逃走防止、証拠隠滅の防止を行います。
家庭裁判所調査官補1種
家庭裁判所調査官補は家庭に関する事件や少年事件に審判及び調停に必要な調査を行うことが主な仕事です。家庭裁判所調査官補にはA~D種までの区分があります。裁判所調査官補は家裁の調査スペシャリストです。なお家庭裁判所調査官補Ⅰ種採用試験は全国各地で一斉に行われますが、採用され、実際勤務する地域は各最高裁判所の管轄地ごとに分かれています。 平成24年度より試験制度が...