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旅行業務取扱管理者とは?
旅行業務取扱管理者とは、旅行業者の営業所における顧客との旅行取引の取り扱い管理能力を客観的に評価される資格です。営業所毎に最低1人以上選任することが義務付けられており、10名以上いる大規模営業所は2名以上の選任が義務付けられているので、非常に需要のある資格です。
仕事について
旅行業務取扱管理者とは旅行を取り扱う営業所ごとに最低1人以上の配置が義務付けられている責任者です。
国内の旅行を取り扱うことが可能なものと、国内、海外両方の旅行を取り扱うことが可能なものの2種類がある国家資格です。
受験資格は特に設けられていないので、誰でも受験しやすいところがメリットの1つです。
上記のように、営業所ごとに最低1人は配属する必要があるため、資格を持っていると、旅行会社や旅行代理店への就職が有利になります。
また、場合によっては資格手当として給与に上乗せされる会社もありますし、社内での管理職へのステップアップにも役立ちます。
また、旅行業務取扱管理者の資格を持っていることで、自分が旅行に行く時も役立つことが多いです。
年収について
旅行業務取扱管理者は、旅行業務を行う会社において特に重宝される資格です。勤務する企業によって多少の差はあるものの、資格所有者の平均年収は300万~400万円と言われています。また、この資格は他の資格と同様に、取得者に対して資格手当てが支給されることが一般的です。資格手当ての金額は、大抵の場合、月に1万円程度ですが、1年で考えると約12万円の資格手当てが支給されることになります。さらに、この資格はボーナスにも影響します。月々の収入と資格手当て、さらにボーナスと、この資格を所有しているだけで十分利益があります。旅行業務に関する専門的な資格なので、旅行業務を扱うどこの企業に就職しても収入が十分に期待でき、活躍できる仕事です。
難易度と試験対策
旅行業務取扱管理者の試験は、旅行業者及び旅行業者代理業者の営業所における顧客との旅行取引の責任者になるために国家試験で合格し資格取得をめざします。試験は、年に一度、毎年9月に実施されています。合格基準は、例年100点満点中60点以上を取らないといけません。試験時間は120分です。試験に関しては、国内旅行業務と海外旅行業務に二種類があります。両試験を通して、観光地理の分野は特に難易度が高いです。全体的に合格率は、35パーセント前後です。試験対策としては、旅行に関する基本的なことも必要ですが、難易度が高い、地理関係も細かく見ておく必要があります。独学でおこなう人もいますが、最近では、通信講座等で重点的にまとめた教材もありますので、利用される人が多いです。
- 問い合わせ
- 一般社団法人 全国旅行業協会
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