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日本語能力試験とは?
日本語能力試験とは、民間団体と独立行政法人とが主催している日本語を母国語としない人に対する日本語の能力を認定する試験のことです。
試験のレベルは5段階に分かれており、基本的なレベルから様々な場面での日本語の知識を問われるレベルまで区分されています。
仕事について
正しい日本語を使用しているかを知る上で、日本語能力試験は非常に有効な手段です。どのような仕事をしていても、日本語が正しく使用できないと、目上の方や上司に対して失礼な言葉遣いになってしまう可能性があります。正しい日本語を知るためにもこの検定はとても良い方法なのではないでしょうか。世代に関係なく現在の日本人は、間違った日本語の使いかたをしている場合が多いです。正しい日本語の知識は、美しく流暢な日本語を使用するためには必要不可欠です。日本語能力試験のメリットは、試験することによって日本語をどの程度正しく理解しているかを知ることができる点です。これによって間違いが正すことができますので、美しい流暢な日本語を使用できるようになります。
年収について
日本語能力試験2級に合格すると、日本の企業に採用される確率がグンと上がります。ビジネス会話も可能なレベルであれば収入は最低でも年収400万円程度は見込めます。更にビジネスレベルの英語が出来る場合には部長レベルの待遇で、年収は1,000万~1,200万とアップします。企業としてはプラントや医療機器関係が多いです。また日本語能力試験1級合格で、TOEICも735~820くらいの成績であれば、年収ベースで600万~1,000万が可能です。こうして見ていくと、日本語能力と共に、どれだけ英語能力があるかが問われるケースが多いようです。英語がネイティブな方は、2級に留まることなく、更に1級の取得を目指すとより収入アップが望めます。
難易度と試験対策
日本語能力試験は、日本語を母語としない人の日本語能力を測るための試験です。この試験に合格する大きなメリットは、日本の企業に就職する際や出入国管理上の優遇、日本の資格制度の優遇に使われます。N5からN1まで5段階のレベルに分かれていて、一番難しいレベルがN1になります。2010年からは新しいレベルの分け方になりましたので、N3前後を受験される方で古い問題集を使っている場合は注意が必要です。試験対策としては、必ず過去の問題を解いておく事。問題集とCDを繰り返し勉強すれば必ず合格出来ます。優しいレベルの段階では、日本人の友人を作って、日本語に慣れ親しむことが一番の近道です。難しいレベルを受験する人は、ニュースを聞いたり、新聞の論説や少し難しい小説を読んだりしてみる事も大切です。
- 問い合わせ
- 国際交流基金 日本国際教育支援協会
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