資格検索フォーム ×
スキル検索フォーム ×
詳細検索フォーム ×
土地家屋調査士とは?
土地家屋調査士とは、土地家屋調査士法という法律を根拠とする国家資格です。調査士として他人から依頼されて不動産の表示などの仕事をするためには、資格を有する者が都道府県の調査士会に入会し、調査士名簿に登載される必要があります。
仕事について
土地家屋調査士の資格取得には、様々なメリットがあります。この仕事は、主に、不動産の表示に関する登記に必要な土地や家屋について、調査や測量を行う仕事です。シャウプ税制が定まって以来、60年以上に渡って続いている由緒のある資格です。人間が生活を営んでいる限り、土地も家屋も、絶対になくなりません。新しい建造物が出来上がり、新しい人々がそこに済む限り、土地家屋調査士の仕事も無くならないのです。そのため、この資格を持っていると、将来に向けての安定性がぐんと高まると言えます。土地の筆界登記の申請代理や、土地の筆界に関係した民事扮装の解決手続きの代行や測量調査等、他にも仕事は沢山あるため、これからますます、引く手あまたになっていく職業です。
年収について
土地家屋調査士の年収は平均で約300~500万円程度です。開業している人の中には1000万円を超える収入の方もいます。収入は営業努力によって大きく変化すると言われており、営業努力の結果農協や銀行、不動産会社などの大きな取引先を有することで年収の大幅な増加が可能となります。また司法書士など別の資格を所持していたり得意分野を引き伸ばすといった努力をすることも年収を上げるためには必要です。地方では土地家屋調査士の数が不足しているところもあるため地域によっても年収に多少の格差があります。資格保有者が少ない職業なので競争の激化がほとんど見られないことから自分の能力の腕を磨くことが年収増加の最も大きな秘訣となります。
難易度と試験対策
土地家屋調査士は難易度の高い国家試験です。ここ何年間の平均合格率は約8%前後で推移しています。受験制限はなく、試験は筆記試験と口述試験から成ります。試験日は筆記が8月、筆記試験に合格したら口述試験は11月に実施されます。午前の部の筆記試験は難易度が高く、初受験者にとってはとてもハードルが高いものです。そこでウラ技として、午前の試験が免除になる資格を前もって取得しておく、という手があります。その資格とは「測量士」「測量士補」「1・2級建築士」でどれか一つ資格があれば、午前の筆記が免除となります。一番取得しやすい「測量士補」の資格を狙ってみるのもいいでしょう。午後の部の筆記の試験対策としては、参考書を片手に10年くらいの過去問を徹底的に復習することが一番でしょう。
- 問い合わせ
- 法務省
※掲載している情報の正確性、最新性、お客様にとっての有用性等につきまして保証しておりません。
関連資格
不動産鑑定士補
不動産鑑定士となるに必要な専門的学識を有するかどうかを判定することを目的とし,民法,不動産に関する行政法規,経済学,会計学および不動産の鑑定評価に関する理論について行われる。第2次試験に合格して,かつ2年以上不動産鑑定評価に関する実務に従事した者は不動産鑑定士補となる資格を有する。第3次試験は不動産鑑定士となるのに必要な高等の専門的応用能力を判定する目的で,...
ビル経営管理主任
不動産特定共同事業法の「業務管理者」の要件として位置づけられています。 また、総合不動産投資顧問業登録の人的要件に指定されていることから、金融商品取引法の「不動産関連特定投資運用業」登録の要件にもなっています。 不動産業の業務が多様化する中、「ビル経営管理士」の重要性はますます高まっています。 「不動産関連特定投資運用業」とは、一定の投資運用業のうち、...
不動産コンサルティング
不動産コンサルティング技能登録者は、単純な売買、賃貸等に留まらない多様な不動産ニーズに対応すべく、高度な専門性と充分な経験を 保有している事を保証する為に創設された資格である。 不動産流動化、証券化の発達に伴い、新たに生まれた有効活用手法、投資手法への対応も含まれている。