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行政書士とは?
行政書士とは、権利義務、事実証明等の書類作成、官公署(国、都道府県、警察署、その他行政機関)などに提出する書類の作成業務及び相談業務などを行うための資格です。街の法律家として、市民にとって、一番身近で何でも気軽に相談でき、行政向け書類の作成や手続きにおいて法律の専門家として力になることができる資格です。
仕事について
行政書士とは、法に基づき、省庁、都道府県、市町村、警察署、保健所その他の行政機関等の官公署に提出する書類及び権利義務、事実証明に関する書類の作成、提出の代理、作成に伴う相談に応ずることなどをおこなう、隣接法律専門職です。
具体的には、建設業の許可申請や、キャバクラ等を営業したい方の為の風俗営業許可申請、朝まで営業する居酒屋を営業したい方の為に深夜酒類提供飲食店営業許可、古物商許可、宅建業許可、遺言書作成、遺産分割協議書作成、内容証明郵便作成等々多岐に亘ります。
行政書士試験に合格するか、弁護士、弁理士、公認会計士、税理士の資格があるか、20年以上公務員として行政事務に相当する事務に従事するかのいずれかによって資格を取得することができます。大きなメリットとしては、試験によって資格取得を目指す際の受験資格に制限がないことです。とはいえ、実際に就業する際の制限はあるのですが、取扱業務が幅広く、自分の能力次第でいくらでも仕事を大きくしていくことができるので、独立開業にはぴったりの資格と言えます。
年収について
行政書士の収入は平均年収約500万円~600万円程度となっています。開業している方の中には1000万円を超えている方もおり、業務範囲を広げて仕事をしている方は収入が高い傾向にあります。1000万円を超えている方は全体の約10%存在しており、高い確率で高い給料が見込める職業であると言えます。行政書士に必要なスキルはコミュニケーションスキル、課題発見力、問題解決能力、営業力です。中でも開業している方は自身で仕事を見つけてこなければならないためコミュニケーションスキルと営業力が給料の決め手になると言っても過言ではありません。そのため上記のスキルを身につける努力をして営業活動を地道に行うことが給料の増加に繋がります。
最近は、行政書士法人も増え、さらに地域貢献するとともに、売上を上げている行政書士が増えています。
難易度と試験対策
行政書士の資格を取るのはとても難しい試験です。法律系資格の登竜門として沢山の方が受験しています。
様々な勉強方法がありますが、過去問で問われている箇所を確実にし、さらに近年の試験対策をする事がとても大切です。
試験勉強は学校に行って学ぶ人もいれば、通信教育で勉強している人もいます。
ただ近年の難化傾向を見ると、専門の資格スクール等を利用する事がポイントを絞れて、合格への近道だと思います。
時間がある人には学校へ行けるでしょうが、働いている人などには平日は学校へ行くことは大変です。そんな人には自分の空いている時間に通信教育で勉強することが一番楽なものです。もちろん学校へ行けば、生の講義を聴いて、分からないことをすぐにきくことができ、そして試験対策もしっかりと教えてもらえます。でも授業料は通信教育よりは高くなります。通信教育は分からないことはきくことができますが、すぐに答えが出るわけではありません。でも授業料は安くなります。そのときの状況により勉強方法を選ぶことが長続きできる方法です。
【監修】山田行政書士事務所
東京都行政書士会 所属
行政書士 登録番号第:04081668号
住所: 東京都足立区本木南町3-15
最寄り駅: 北千住駅 ・ 西新井駅
電話: 03-3889-1067
- 問い合わせ
- 一般財団法人 行政書士試験研究センター
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弁護士とはなにかについてはまず弁護士とは当事者や関係者の依頼や官公署の委嘱によって訴訟事件、異議申し立て、再審査請求などの法律事務を生業とする者の事を指します。司法試験に合格して司法修習を終えた者だけがなる事が出来る職業です。
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司法書士とは他者の依頼を受けて登記や供託などの関する代理手続、裁判所、検察庁、法務局に提出する書類を作成することを業務とする国家資格です。 司法書士となるには法務省が実施する試験に合格することが必要です。