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刑務官の基礎知識
刑務官とは?
刑務官とは法務省の事務官で、刑事施設において収容されている者の処遇を担当したり、刑罰の執行を担当したりします。
職務は、刑務所において収容されている者の矯正教育などによる社会復帰の援助、拘置所においては被疑者等の逃走防止、証拠隠滅の防止を行います。
仕事について
刑務官として仕事を行うのに必要な国家な資格が刑務官です。受験に必要な資格は17歳以上で29歳未満のみで、試験の難易度は高校卒業程度で国語や数学や社会や理科などです。資格取得のメリットは多く、この資格があれば、刑務所の収容者の指導を行ったりする事ができます。収容者が罪を犯さないための仕事なので、社会のルールや常識を知る事ができます。なので、今後生きる上での社会のルールの理解をより深める事ができ、体を張る仕事でもあるので健康であることや体力が必要ですが、公務員の中ではかなり給料の良い仕事で他の公務員より給料が12%高くなっています。収容者の生活指導や職業訓練を行うので、少年刑務所や留置所などでも働けます。
年収について
刑務官の年収は平均620万円です。国家公務員のため職場による差はありません。勤続年数が長くなり社内での昇級試験に合格して役職がもらえることで700万円~800万円まで上がる人もいます。公務員のため景気によらず給料は安定しており生活に困ることはありません。また他の仕事と異なるのは手当が多いことです。扶養手当、通勤手当、住居手当、超過勤務手当の他に地域手当、特殊勤務手当等の独自に支給されるものもあり非常に充実しています。また受刑者とのコミュニケーションスキルやトラブルに臨機応変に対応できる能力、判断力を身に付けると昇給しやすくなり、結果として収入が増加します。仕事内容が一般の公務員と比較すると厳しいことから公務員の中でも高い給料水準を保っています。
難易度と試験対策
刑務官は、刑務所、少年刑務所、拘置所で被収容者の監督指導、警備を行う法務省の職員です。採用試験は毎年9月下旬に行われます。試験は1次試験が、基礎能力試験、作文試験です。採用区分で武道を選んだ人は、柔道または剣道の実技試験が加わります。2次試験は、面接、身体検査、体力測定です。学科試験である基礎能力試験のレベルは高校卒業程度です。受験資格は17歳以上29歳未満の男女です。これとは別に社会人を対象とした採用枠は、40歳未満までの方が受験できます。合格率は10%前後と比較的難関です。それでもほかの国家公務員と比べると高い合格率です。また試験内容も易しめとなっています。試験対策としては高校の教科書と問題集を使用した学習が一般的です。体が資本なので健康管理にも気を使う必要があります。
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