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航空管制官の基礎知識
航空管制官とは?
航空管制官とは国土交通省に所属する国家公務員です。空港で航空機に離発着の指示を与え、管制業務を行います。航空管制官採用試験を受験し合格すると採用されます。平成24年度の実績では合格者数は受験者の5.5%です。採用後、航空保安大学校で1年間の基礎研修を受け、更に空港等で実地訓練を受けて経験を積みます。
仕事について
航空管制官は国土交通省に所属する国家公務員です。空港で航空機に離発着の指示を与えたり、安全に関する情報を提供するなど航空管制業務を行います。航空管制官採用試験を受験し、合格すると研修生として採用されます。採用者数が少ないために倍率も高く、平成24年度は18倍、平成23年度は21倍です。採用後は航空保安大学校で1年間の基礎研修を受けます。研修が終了した後は空港に配属され、現場での訓練や試験を受けることにより、資格を取得することができます。研修期間中も国家公務員として給与が支給され、学費が無料であることが大きなメリットです。国家公務員であるため、男女の差が無く仕事ができます。航空機を安全に誘導し、ひとつ間違えば人命に関わる厳しい仕事ですがやりがいがあります。
年収について
航空管制官は航空機の安全な離発着のために空港の管制を行う国家公務員です。採用試験に合格後、航空保安大学校で1年間の基礎研修を受け、更に現地で専門的な知識や技能を身につけた後、正式に任用されます。研修期間中も国家公務員として平成25年4月現在約174,000円の月給があります。その他、扶養手当や住居手当等も毎月支給され、一般企業のボーナスに当たる期末手当、勤勉手当が年に2回あり、公務員として安定した収入が得られます。研修期間中は一般の公務員と同じ行政職の俸給表ですが、正式に航空管制官に任用されると、専門職として更に高い給与水準の専門行政職俸給表の適用を受けます。24時間運用の空港もあり、交替制で深夜や早朝の勤務もありますが、管制手当や夜間手当等の特殊勤務手当も支給されます。
難易度と試験対策
航空管制官採用試験の受験資格には、学歴・年齢・国籍の他にも視力と色覚異常や聴力に問題が無いか、等がありますので注意して下さい。二次試験の身体測定で視力や色覚異常、聴力に問題があると判定された場合は不合格になります。採用試験は一次試験の基礎能力試験(公務員として必要な基礎的能力についての筆記試験)、適正試験(航空管制官として必要な記憶力や空間把握力についての筆記試験)、外国語試験(筆記)と二次試験の外国語試験(英語のヒアリングや英会話での面接)、人物試験(人柄や対人的能力をみる個別面接)、それにさきほどの身体測定と身体検査になります。試験対策ですが、曲者は適正試験です。適正試験については個々の資質を問われる面もありますが、スクールで解き方のコツを習い、何度も繰り返し身に付けるようにしましょう。
- 問い合わせ
- 国土交通省・人事院
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関連資格
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国立国会図書館は、日本の国会議員の調査研究、行政、ならびに日本国民のために奉仕を提供する図書館であり、国立国会図書館職員は、この日本最大の情報センターである国立国会図書館に勤務し、調査業務や司書業務、一般事務などの業務に従事する職員です。