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酸素欠乏危険作業主任者の基礎知識
酸素欠乏危険作業主任者とは?
酸素欠乏危険作業主任者とは、労働安全衛生法でさだめられている国家資格です。酸素欠乏症などの恐れのある場所で作業を行うときに、中毒を防止して傷病者への応急手当などをするため、酸素欠乏危険作業主任者がえらばれます。
仕事について
酸素欠乏危険作業主任者とは、工事現場で酸素欠乏などの事故を防ぐための安全管理を行う専門家で、国家資格の一つです。マンホール内での作業や下水道工事、トンネル開削など、密閉された空間において換気の確認や中毒の防止などの安全管理や、そのための作業指示を行うことがその主な業務です。資格取得のためには、法令や安全管理のための手法、酸素欠乏症などに関する知識、救急蘇生方法などを学ぶ必要があります。事故防止のための安全対策や作業の指揮を行える人員は工事現場においては必ず求められるため、この資格を持っていることで職場での活躍の幅が広がり、現場の安全を守るという責任ある立場として業務に携わることができるというメリットがあります。
年収について
酸素欠乏危険作業主任者が求められるのは、硫化水素などの薬品を扱い酸素欠乏の危険がある職場です。またこうした職場に従事することで、酸素欠乏危険作業主任者の資格を取得するための条件を満たすことができます。主にトンネル工事や下水道などでの作業が中心で、年収はに500万円から600万円ほどです。一般的な会社員と同じかやや多い収入が見込めます。近年取得者があまりおらず、求人が多くなってきているのが現状です。業界内ではどの職場でも必須とされる資格であり、取得することでより長く仕事を続けることが可能です。また国家資格であり、現場での責任者とされることも多く、こうしたことがより収入の増加に一役かっています。
難易度と試験対策
酸素欠乏危険作業主任者とは、マンホール内での作業や汚水汚泥を扱う事によって酸素欠乏症や硫黄水素中毒にかかる恐れがある第一種酸素欠乏危険場所の作業指揮を行う者の事であり、酸素欠乏危険作業主任者講習を受講して修了した者に与えられる資格です。講習は学科と実技に分かれていて学科講習を2日、実技講習を1日で行います。修了試験は講習を受講していく中で試験対策をすることができるためほぼ100%の確率で合格できるでしょう。講習の募集は都道府県労働局長登録教習機関により定期的に行われていて、受講料は18,000円でテキスト代が2,100円となっています。講習は平日に行われ、受講者数に限りがございますので、この資格が必要な方は早めに予定を立てて申し込みましょう。
- 問い合わせ
- 一般財団法人 日本産業技能教習協会
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