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有機溶剤作業主任者の基礎知識
有機溶剤作業主任者とは?
有機溶剤作業主任者とは労働安全法の定められた国家資格の一つで、当該資格にかかる技能講習を修了したものの中から事業者が選任します。
資格者を選任する必要がある事業場等は、屋内作業場などにおいて一定の有機溶剤を製造あるいは取り扱う業務を行うもので、省令で定める作業を行う事業上等です。
仕事について
有機溶剤作業主任者とは、有機溶剤を使用する作業現場において、作業者に溶剤による身体的な被害が及ぶことを防止するための安全監督や作業指揮を行える資格です。具体的には、溶剤を原材料として扱う製造業や、シンナーやラッカーなどの薬品を扱う塗装業や塗料販売業、クリーニング業など様々な業界で、現場の責任者や管理者は必ずこの資格を有していることが求められます。このように有機溶剤作業主任者の資格を取得していることで活躍できる業界は非常に数多くあるため、資格を保持していることで様々な業界への転職やキャリアアップにつながるというメリットがあります。
年収について
労働者が有機溶剤に汚染されないように作業の方法を決定し、廃棄・換気装置の点検・整備、保護具の使用状況を監視し安全指導を行います。有機溶剤を使用して作業を行う時は、有機溶剤作業主任者を配置しなくてはならないため有資格者は優遇されます。自動塗装オペレーター、塗装工、修理メンテナンス、プリント基板製造業などの求人があります。収入は経験や実績などにもよりますが月給15万円から45万円が求人情報誌などに記載されています。
難易度と試験対策
有機溶剤作業主任者は作業中の工事現場などで空気が悪い所など人体に影響があると思われる場所を点検したり作業指揮する資格です。受験は18歳以上なら誰でもできます。有機溶剤作業主任者の講習2日間と修了試験を受けます。試験対策は有機溶剤による健康障害に関する予防の知識や作業環境の改善に関するものがあります。各教習機関によってテキストが出ていますからしっかりポイントを押さえて受講するようにします。有機溶剤の保護具に関しての問題も出ますから種類についても把握しておきます。関連法令では労働安全衛生法が出てきますから施行令をよく読んで有機溶剤と関連づけながら講習を受けるようにします。
- 問い合わせ
- 財団法人 労働安全衛生管理協会
※掲載している情報の正確性、最新性、お客様にとっての有用性等につきまして保証しておりません。
関連資格
衛生工学衛生管理者
衛生工学衛生管理者とは、有毒ガスや蒸気、粉塵など人体に有害な物質が発生する作業場での作業環境の改善指導を行う資格です。林業、鉱業、建設業、清掃業、製造業、自動車整備業、機械修理業など幅広い職種でニーズがあります。
公害防止管理者
公害防止管理者とは法律の規定に基づいてその設置が義務付けられた工場において、排出するガスや水に含まれるダイオキシンの量、配水等の汚染具合、ばい煙の量、粉じんの量などを測定する業務を管理する資格者のことを言います。
はい作業主任者
はい作業主任者は、労働安全衛生法に定められた作業主任者(国家資格)のひとつであり、はい作業主任者技能講習を修了した者の中から事業者により選任され、また、主任者となるための技能講習を修了した者すなわち資格取得者のこと、あるいは資格そのものを指すこともある。 はい作業主任者を選任すべき事業場は、高さが2メートル以上のはい(倉庫、上屋又は土場に積み重ねられた荷(...