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自動車検査員の基礎知識
自動車検査員とは?
自動車検査員とは、民間の車検工場で地方運輸局長の指定を受けた工場において、検査部門の責任者を担うことのできる国家資格です。整備・点検された車が道路運送車両法の保安基準に適合しているかどうかを検査する重要な役割です。
仕事について
自動車検査員の資格を得た後は、地方運輸局長の指定を受けた指定整備工場である民間の車検工場などで従事することになるでしょう。その仕事内容としては、車検で点検・整備が完了した自動車が、道路運送車両法の保安基準に適合しているかどうかを検査すること、そして保安基準適合証に署名捺印などを行うことなどが挙げられます。自動車検査員の資格は、国土交通省の管轄で行われている講習を受け、終了試問に合格すれば授与されますが、講習を受けるためには、整備主任者の実務経験を得る必要があります。整備主任者になるには、一級または二級自動車整備士資格を所持している必要があるので、まずは整備士から始めて、下積みをし、整備主任者を目指すという流れになります。
年収について
"自動車検査員の平均年収は、その責任の重さから、自動車整備士のさらに上をいくことが推定されます。実際に自動車検査員として働く30代の人の例では、500万円の年収であることから、自動車整備業界の平均年収から考えても、400万~500万円というのが自動車検査員の年収相場となりそうです。整備主任者になって1年が経っても、どこの職場でもすぐに自動車検査員へとなれるというわけではなく、必要に応じてなることができるというところが多いようです。もし早く自動車検査員へキャリアアップしたいという場合には、大手自動車メーカーのディーラー車検を行っている整備工場のほうが近道であるともいわれています。工場によっては、自動車検査員には資格手当が支給されることもあります。
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難易度と試験対策
自動車検査員は、地方運輸局長が行う自動車検査員教習を受講し、修了試験に合格すれば取得できます。まずは教習を受講する資格を得なくてはなりません。前提条件である整備主任者経験を積むには、まずは一級または二級自動車整備士資格を取得することから始めましょう。自動車整備士の学科試験においては、「自動車整備士最新試験問題解説」「自動車整備士試験問題・実力養成テスト」などの問題集や、参考書などが多数出版されているので、並行して利用して勉強すればより試験対策が強化できるでしょう。すでに整備士の実務経験がある場合には、過去問だけを重点的に解くという学習方法で良いともいわれています。いずれにしても働きながらの勉強になることが多いと思われるので、いかに勉強時間を取るかが重要になってきます。
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