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原動機付自転車免許の基礎知識
原動機付自転車免許とは?
原動機付自転車免許は、原動機付自転車を運転することのできる資格です。原付免許と略され広く知られています。原動機付自転車とは、道路交通法によると「総排気量が50cc以下の二輪車、または三輪車」と定義されています。
仕事について
原動機付自転車免許を取得しても、それだけでは職に就くことはむずかしいですが、就職や転職の際に有利になることはあります。例えば新聞配達や宅配デリバリーなどの配達員の仕事には重宝されることでしょう。また、警備員などの業務に移動が必要な職業の求人で、原付免許が必須となっている場合もあり、意外と必要な職種は多いようです。また、近年ニーズの高い福祉関連の、ホームヘルパーなどの訪問介護職でも、原付免許か普通自動車免許が必須であるケースもあります。臨機応変に患者宅を行き来することができるという意味で使える資格であるようです。原付免許は16才から取得可能なので、実際、アルバイトなどで活用している人も多いです。
年収について
原動機付自転車免許を取得して働く場合の収入は、その職業によって異なるために、一概に平均的な収入額を出すことはむずかしいですが、例に挙げた、新聞配達の正社員として働く場合には、月収18万~40万円ほどであるといわれており、単純に計算しても216万~480万円の年収が見込めます。また、宅配デリバリーの代表である宅配ピザ屋については、大手チェーン店の店長で年収400万円前後であるといわれています。アルバイトでは1,500円~2,000円の時給を出す場合があり、原付免許があれば比較的高額収入が見込めます。ちなみに、ホームヘルパーの平均年収は280万円前後であるようです。また、原付免許のメリットは、購入費用や維持費がそれほどかからないことや、置き場所に困らないことが挙げられます。職種問わず、通勤にも使えることがあるので、非常に便利であるといえるでしょう。
難易度と試験対策
原動機付自転車免許は、適性試験と学科試験に合格し、講習を受ければ取得可能です。学科試験は、文章問題が46問で、イラスト問題が2問で構成されています。学習用参考書としては、全日本交通安全協会から出ている「誰にでもわかりやすいバイクと法令」「誰にでもわかりやすい原付試験問題集」「原付と安全運転」「バイクの安全な乗り方」などが用意されており、どれも安価な価格で入手することができます。合格率は50%前後と比較的高いことから、あらかじめある程度テキストを用いて勉強しておけば、むずかしいことはないようです。90%以上の正解で合格です。ちなみに適性試験では両眼で0.5以上の視力が必須で、色彩識別や聴力、運動能力などが問われます。
関連資格
大型自動二輪車免許
大型自動二輪車免許は、大型自動二輪車を運転することのできる免許です。大型自動二輪車とは、日本の道路交通法によるオートバイの区分の一つで、総排気量400ccを超えるものを指します。
中型自動車免許
平成19年6月2日の道路交通法の一部が改正されたのに伴い、車両総重量5トン以上11トン未満で、最大積載量3トン以上6.5トン未満、乗車定員11人以上29人以下の自動車が、中型自動車と新たに定義されました。これに対応する免許として追加されたのが中型自動車免許です。
普通自動車免許
普通自動車免許は、一般的な運転免許である第一種運転免許のうち、普通自動車を運転する際に必要な免許です。普通自動車とは、道路運送車両法上は「小型自動車、軽自動車、大型特殊自動車及び小型特殊自動車以外の自動車」と定義されていますが、普通自動車免許では大型自動車や中型自動車は運転できません。