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2013.07.29 (月)

IT関連職の年収ランキング

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IT関連職の年収ランキング
この高度IT社会において、今や企業の経営や運営について、ITシステムなくしては語れません。そんな社会で、IT関連職種の存在は非常に重宝されています。しかし、一口にIT関連職種といっても、その役割によってさまざまな職種に分かれており、その収入も異なります。ではここで、主なIT関連職の年収ランキングを通して、その役割や立場などを知る手がかりとしましょう。




■IT関連職 平均年収ランキング

ITコンサルタント 655万円
プロジェクトマネジャー  630万円
社内SE 583万円
研究開発 528万円
営業-IT/通信/インターネット 483万円
サーバーエンジニア  454万円
ネットワークエンジニア 439万円
SE・プログラマ 427万円
ヘルプデスク 416万円
テクニカルサポート 408万円


■IT関連職種で役立つ資格

ランキングに入ったIT関連職種のうち、それぞれの職種に就く際に有利になる資格や、直接仕事に役立たせることのできる関連資格をご紹介します。

●ITコンサルタントに関連する資格
中小企業診断士
ITコーディネータ
システムアナリスト(ITストラテジスト試験 )

●プロジェクトマネジャーに関連する資格
プロジェクトマネジャー

●社内SEに関連する資格
プロジェクトマネジャー
システム監査技術官

●サーバーエンジニアに関連する資格
CCNA
CCNP
MCP

●ネットワークエンジニアに関連する資格
CCIE
PMP
ネットワークスペシャリスト
情報セキュリティスペシャリスト

●SE・プログラマ
基本情報技術者
応用情報技術者


■上位3資格の職種の仕事内容

年収ランキング上位3位にランクインした、ITコンサルタント、プロジェクトマネジャー、社内SEについて、その仕事内容について見てみましょう。
まずITコンサルタントとは、顧客のビジネス目標の達成を視野に入れて、経営課題の解決に向けた現状分析から改善案、顧客ニーズに合ったシステムや技術などを提案するのが仕事です。ITコンサルタントの仕事においては、次のような資格を活かすことができます。経営コンサルタントの知識の豊富な中小企業診断士や、経営者に対して、経営に役立つIT活用に向けた助言・支援を行うITコーディネータ、さらに企業の経営者やシステムを統括する責任者などから、経営戦略や課題を詳細にヒアリングして分析し、課題を洗い出すシステムアナリストです。いずれも経営の立場に立ったコンサルティングのエキスパートを認定する資格です。このように、ITコンサルタントとは、システムの上流工程に携わる重要な責任があり、高度な知識やコミュニケーション力を要することが、平均年収を高めている理由であるようです。

また、第2位のプロジェクトマネジャーは、プロジェクトの計画と実行について総合的な責任を持つ職務を担います。その責任の重さが、そのまま給与に表れているといって良いでしょう。特に情報システムの開発プロジェクトを監督する能力を認定する情報処理技術者試験であるプロジェクトマネジャーの資格を持っていると有利でしょう。

そして第3位の社内SEは、自社の情報システムの企画や、安定的なシステム運用を担う職業です。ビジネスを円滑に推進するためのシステム企画を提案する、ITプロジェクトの上流工程に携わる仕事であることが、高収入の理由であるようです。この社内SEに活かせる資格として、プロジェクトマネジャー、システム監査技術官などの資格があります。システム監査技術官とは、情報処理技術者試験のうちの一つで、経営者の視点で情報処理システムを幅広い観点から調査し、対象となるシステムが経営に貢献しているかを判断するシステム監査人を認定する資格です。社内のシステム企画の際に、大いに役立つ資格であるといえるでしょう。

これらの職種のように、元々高収入であることプラスして、資格を併せて取得し活用すれば、さらに優遇される可能性があります。ぜひ参考にしてみてください。