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ITコーディネータの基礎知識

ITコーディネータとは?

ITコーディネータとは、経済産業省が推進している国家資格で、経営者の立場に立った視点で、ITと経営をつなぐ役割を担う専門家としての資格です。特にIT投資についてアドバイスをしたり、経営者へIT戦略などの助言・サポートを行うのが主な仕事です。

仕事について

ITコーディネータの資格取得者は、あらゆる活動形態で業務を行っています。独立し、フリーとして企業や公的機関に派遣されたり、ベンダー企業やユーザ企業内に勤務したり、政府自治体のCIO補佐官などを勤めたりと就業形態は多種多様です。製造業、小売業、サービス業を始めとして、自治体、病院、学校、農業法人など、幅広い業種において、ITコーディネータは過去にすでに多くの成果を上げてきています。ITコーディネータとしてだけでなく、次のような職種の人々にとっても、資格を取得することで付加価値が付き、業務の幅が広がると言われています。経営のプロである経営者・経営指導者、公認会計士、税理士、中小企業診断士や、ITのプロであるITコンサルタント、IT技術者、社内のユーザー部門、情報システム部門担当者が、主な資格取得のおすすめ職種です。

年収について

ITコーディネータとして独立した人の中には、年収1,000万円以上稼ぐ人もいると言われています。このITコーディネータの収入相場はどれほどなのでしょうか。中小企業支援センターなどから派遣されて活動する場合、一日2~3時間で2.5万~3万円の報酬があると言われています。また、企業と直接契約の場合は、プロジェクト単位での報酬であるならば、トータルで600万円のプロジェクトに1年間携わる場合、12ヶ月に分割すると月収50万円ということになります。このように業務契約によって報酬形態も変わってくるため、平均値を出すことはむずかしいようです。ただ、公的支援としての役割であるがゆえに、高額報酬が見込めることは共通項としてあるようです。

難易度と試験対策

ITコーディネータの試験に合格するための効果的な勉強法としては、次の2つが挙げられます。一つは、ITコーディネータ協会の公式サイトにある資料をすべてダウンロードし、「ITコーディネータ プロセスガイドライン」をとにかく熟読するという方法です。丸暗記は不要ですが、要点はすべて覚えるくらいに読み込んでいると効果的であるようです。実際に現場で働くITコーディネータいわく、「ITコーディネータ プロセスガイドライン」は実によくまとめられた資料であると実感しているとのことで、市販の参考書よりもITコーディネータの試験範囲をよく理解するのには最適だそうです。2つめの勉強法は、現役ITコーディネータや企業が開催している講座や試験対策セミナーに参加することです。

※掲載している情報の正確性、最新性、お客様にとっての有用性等につきまして保証しておりません。

関連資格

情報処理士

情報処理士とは、一般財団法人 全国大学実務教育協会(JAUCB)に加入する4年制大学や短期大学で所定の科目や単位を履修するだけで取得できる民間のビジネス資格です。情報処理士と上級情報処理士の2つがあります。

応用情報技術者

応用情報技術者は情報処理技術者試験のうち、ITパスポート、基本情報技術者に次ぐ3番目のレベルに該当する国家資格です。すでに実務経験を積んでいるシニアプログラマやシステムエンジニアが対象となっている上級者向け資格です。

情報処理検定

情報処理検定とは、情報の活用能力とプログラミングの基礎を習得できる民間資格です。1~3級まであり、1、2級についてはそれぞれにビジネス情報部門、プログラミング部門があります。全国商業高等学校協会の主催で、商業高等学校で行われるカリキュラムに沿って出題されるコンピュータの試験です。

参考書籍

  • ITコーディネータ実践力ガイドラインVer.2.1
  • ビジュアル解説 ITコーディネータテキスト 〈第3版〉
  • ITコーディネータ IT経営の最新知識