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チャイルドマインダーとは?
チャイルドマインダーとは、イギリス発祥の家庭的保育の専門職で、集団保育を基本とする日本の保育形態とは対照的に、少人数保育のスタンスが特徴です。保育のプロフェッショナルとして求められる知識と技術を備えています。
仕事について
チャイルドマインダーの資格を取得すると、独立して自宅で開業したり、保育施設を始めてオーナーになることができたり、各種認定機関や派遣会社に登録し保育スタッフとして働いたりすることができます。まだ経験が浅く、独立するには不安で自信をつけたいという場合には、保育園・施設内託児所・保育サービス事業会社などに就職して働いている人もいます。その活動の場は幅広く、実際、保育所や託児施設の他、訪問保育、在宅保育、幼児教室、医療機関内施設や企業内で働いたり、独立開業、施設開設をしたり、海外留学してさらに知識や技術を深めたりなど、さまざまな分野や方法で働くことができます。いずれにしても、少人数保育で家庭的な温かさに重きをおくことで、一人一人の子どもの個性を尊重する、質の高い保育を実践する保育専門職として活動することになるでしょう。
年収について
チャイルドマインダーとして働いた場合、どのくらいの収入が相場になるのでしょうか。複数の働き方がありますが、まず独立して自宅で開業する場合は1時間あたり1,300~1,500円が相場となっています。また、保育する家に訪問して行う場合には、1,500~1,700円程度が相場で、少々上がります。また、どこか既存の保育施設に所属して働く際には、ほとんどの場合、就職して働くことになります。保育園や託児所、保育サービス事業会社などに就職した場合、保育士や幼稚園教諭などのメインの資格で働きつつ、チャイルドマインダーの資格も活かすという形になるでしょう。ちなみに保育士や幼稚園教諭の平均年収は300万程度だといわれています。
難易度と試験対策
チャイルドマインダーの資格を取得するには、まず講座を受けて最終的に検定試験に合格することが必要になります。その講座は複数の認定機関の中から選んで受講することができますが、最終的には同じ日本チャイルドマインダー協会の主催する、チャイルドマインダー検定試験の筆記試験を受けることになります。試験では、保育事情、しつけ・発育・情操教育などの保育全般、食事と栄養、病気やケガなどの応急処置などの知識が問われます。試験対策としては、やはり各講座で受けた内容をおさらいすることが基本となるでしょう。一度不合格になってしまっても、追試システムもあるので、再トライできます。合格率も70~90%と比較的高めなので、どのような職種の人も取得しやすいといえるでしょう。
- 問い合わせ
- NPO法人 日本チャイルドマインダー協会
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