資格検索フォーム ×
スキル検索フォーム ×
詳細検索フォーム ×
衛生検査技師とは?
衛生検査技師とは、医療機関などで様々な検査をする技術者をいいます。以前は医学学科や薬学科を修了すれば、この資格が与えられていましたが、この職種は現在では臨床検査技師と類似しているため、2011年3月で資格取得が廃止されることになったのです。
仕事について
衛生検査技師とは、病院などの医療機関において、あらゆる検査を行う技師のことを指します。担当する検査を具体的に挙げると、微生物学的検査、血清学的検査、血液学的検査、病理学的検査、寄生虫学的検査、生化学的検査などです。これらはすべて医師による指導監督のもとに行われますが、そのなかで医師の潤沢な知識を吸収するチャンスを得られる、というのがまずひとつのメリットです。また、この資格の大きな特徴として、ある条件を満たしさえすれば無試験で資格を習得することができる仕組みがあった、ということがあります。それは、大学において医学、歯学、獣医学、薬学、保健衛生学の過程を修めて卒業すること、もしくは大学において構成労働大臣の指定した科目を修めて卒業すること、などです。大学卒業と同時の資格取得は大きな利点です。
年収について
衛生検査技師は、臨床検査技師の補佐的な役割をする技師です。大学の医療系の課程を卒業すれば、申請によって免許が得られたのですが、その法律はすでに廃止されています。しかし、既に交付された免許は有効です。知識を活かして臨床検査技師の資格取得を目指す、または他の資格も取得することで、就職や転職に有利になります。臨床検査技師の収入はキャリアにもよりますが、270万~600万円ほどです。ポストによっては、それ以上の収入を得ることも可能です。規模の大きな医療機関に勤務するほど年収は高くなります。難関な資格ではありますが需要も高く、社会的な評価も高まっている資格です。資格を取得できれば、専門性を活かして活躍することができます。
難易度と試験対策
衛生検査技師は2011年を持って新規で免許を発行する事が禁止になったので、主に業務内容が重なってくる臨床検査技師の名前に変更されていますので、これから衛生検査技師の資格を取労と思っている方は注意が必要だとされています。今までは特定の専門学校などに通ったりしていれば、申請することで無試験で資格を取得する事が出来たのですが、無試験では医療の一翼を担う職業として資質を担保として用いないものが仕事をするのはふさわしくないとして、2011年を持って新規資格取得ができなくなっているのです。なので今では臨床検査技師の国家試験をこの資格の代わりとして取る方が増えてきています。試験対策として一番の近道は専門学校や大学で勉強をする事だとされています。
関連資格
ガイドヘルパー
ガイドヘルパーとは、障害者の外出支援をする人です。「移動介護従事者」とも呼ばれます。ホームヘルパー2級の資格を持っている人でも出来ない事があるのです。視覚障害者、全身障害者の外出援助には必要な資格です。
サービス介助士
サービス介助士とは、お年寄りや体の不自由な人に対する「おもてなしの心」と「介助技術」を学び、相手に安心してもらいながら、適切な手伝いができる人を認定する資格です。現在、多くのホテル・旅行関連や、交通機関、デパートや小売店などで勤務する人たちの間で多く取得されています。
助産師
助産師は、厚生労働大臣から免許を受ける国家資格で、助産と、女性の妊娠から出産・育児といった母子の健康を守る活動を行います。分娩時には医師の指示などは必要なく、自らの判断で助産行為を行うことができます。新しい生命を産む現場でリードする、強い精神力と体力が求められる仕事です。