資格・スキル情報サイト「スキルスタイル」

自分に合ったスキルや資格を探すならSkill Style

会員登録はコチラ

ログインはコチラ▼

close

パスワードを忘れた場合はコチラ

資格検索フォーム ×

資格名指定する
フリーワード

スキル検索フォーム ×

スキル名 指定する
フリーワード

詳細検索フォーム ×

資格名指定する
スキル名指定する
エリア 指定する
受講時間帯
こだわり条件 指定する
フリーワード

手話通訳士の基礎知識

手話通訳士とは?

手話通訳士とは、手話通訳者の公的資格です。手話通訳とは、聴覚、言語機能または、音声機能の障害によって、音声言語で相手とのコミュニケーションをとるのに支障がある人が、周りの人に対してきちんと意思疎通を行うために必要とされるものです。

仕事について

一般的に手話通訳は、無資格者でも行うことができます。手話通訳士は業務独占資格ではないからです。ただし、裁判や選挙における政見放送の手話通訳は手話通訳士の資格がなければ行えないという規定があります。手話通訳士は一般的に、学校、病院、企業、官公庁などで、手話通訳を行い、聴覚に障害のある人の生活を支援しています。行政機関の窓口に設置する手話通訳者などは、手話通訳士の資格が必須という場合もあります。それだけ社会的には有効な資格であることが分かります。また、単に手話の技術だけでなく、公正な態度や、あらゆることを理解することのできる人格や知識が求められます。このような一通訳者として身につけておくべき一般教養を持っていることを裏付けるのにも、手話通訳士資格は有効に働きます。

年収について

現状、手話通訳士として、手話通訳の仕事のみに従事している人は少ないようで、何かしら他の仕事と兼務する形で手話通訳を担当するという人が多いようです。よって収入相場ははかりしれません。報酬のないボランティアとして働くという場合もあります。今後、聴覚障害者の社会参加の機会が増えていけば、企業や事業所などにおけるニーズが高まり、会議や講演会、窓口の接客などでの採用が行われるというケースが増えていくと予想されます。就業場所によっては、手話通訳士の資格を存分に活かして働ける可能性もあります。将来、手話通訳士をメインに働きたいという場合には、何か安定性のある職業を行いながら、その強みとして手話通訳士資格を持っていれば、将来高い評価を得られるかもしれません。

難易度と試験対策

手話通訳士として働くには、年1回行われる手話通訳技能認定試験(手話通訳士試験)に合格し、社会福祉法人聴力障害者情報文化センターによって、手話通訳士として登録を受ける必要があります。この手話通訳技能認定試験には、筆記試験と手話通訳の実技試験の2種類があります。学科試験では障害者福祉の基礎知識、聴覚障害者に関する基礎知識、手話通訳のあり方、国語が問われ、それぞれの科目に該当する参考書が市販されているので、勉強は容易に行えます。実技試験においては、音声による出題を手話で解答する聞取り通訳と、手話による出題を音声で解答する読取り通訳があります。独学の他、予備校として専門学校を利用したり、通信講座などを活用したりして、勉強を進めることができます。

※掲載している情報の正確性、最新性、お客様にとっての有用性等につきまして保証しておりません。

関連資格

理学療法士

理学療法士は、厚生労働大臣から免許を受ける国家資格で、医師の指導の下に理学療法を行うことのできる資格です。作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士と並ぶ、いわゆるリハビリテーション専門職の資格のうちの一つです。

サービス介助士

サービス介助士とは、お年寄りや体の不自由な人に対する「おもてなしの心」と「介助技術」を学び、相手に安心してもらいながら、適切な手伝いができる人を認定する資格です。現在、多くのホテル・旅行関連や、交通機関、デパートや小売店などで勤務する人たちの間で多く取得されています。

チャイルドマインダー

チャイルドマインダーとは、イギリス発祥の家庭的保育の専門職で、集団保育を基本とする日本の保育形態とは対照的に、少人数保育のスタンスが特徴です。保育のプロフェッショナルとして求められる知識と技術を備えています。

参考書籍

  • 手話通訳士まるごとガイド (まるごとガイドシリーズ)
  • 手話通訳者のための国語―必携・手話通訳士試験
  • 手話通訳技能認定試験傾向と対策―手話通訳士試験合格への道