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赤十字救急法救急員とは?
赤十字救急法救急員は、日本赤十字社が認定する民間資格で、怪我人や急病人に対する応急・救命手当の赤十字救急法を身につけた救急員のことを指します。資格は、日本赤十字社が主催する講習を受講することで取得できます。
仕事について
赤十字救急法救急員の資格を取得すれば、日本赤十字社の救急法の下に、病気や怪我、災害から自分自身を守り、怪我人や急病人を正しく救助し、医師または救急隊員などに引き継ぐまでの、救命の手当や応急の手当を行うことができます。この資格だけで仕事に就けるというわけではありませんが、どのような職種であっても、何か災害や事故が起きた場合に役立つ資格です。また、地震や災害時などには、ボランティアとして救護支援を行うことができるでしょう。近年、特に地震については多くの人が他人事ではないことから、重宝される資格であるといえます。また、資格の取得を推奨している企業もあるようですが、特に就・転職に有利になるとは言いがたいでしょう。この資格の有効期限は、発行日より3年間であり、更新も可能です。
年収について
赤十字救急法救急員の資格を取得した場合、この資格を通して直接収入を得ることはむずかしいでしょう。どちらかというとボランティア活動用の資格です。もし職業に活かすのであれば、旅客機の客室乗務員などが挙げられますが、こちらですと平均年収は490万円ほどになります。このように旅客機関連の職種では、取得しておいたほうが良い資格として推奨されており、実際人命救助の場面で直接役立たせることができます。将来的にも、業界によっては役立つ資格だといえるでしょう。例えば、ボランティア活動に参加して人命救助を行ったという実績を周囲にアピールするなどが、活用手段として考えられます。著名人であればなおさら大きなアピールとして有効となるでしょう。
難易度と試験対策
赤十字救急法救急員は、赤十字救急法の救急員養成講座を全日程合わせて16時間受講し、講習の最終日に検定試験を受け、合格すれば取得できます。受講料は、教本・教材セット・消耗品・保険料などをあわせてトータルで3,000円と、誰でも受講しやすい金額となっています。実際、満15歳以上の健康な人であれば受講可能です。講習には基礎講習と救急員養成講習があり、それぞれの検定に合格することで認定証が授与されます。基礎講習では、手当の基本や人工呼吸、心臓マッサージの方法、AEDを用いた除細動などを習得します。また、救急員養成講習では、日常生活における事故防止、止血の仕方、包帯の使い方、骨折などの場合の固定、搬送、災害時の心得などについての知識と技術を習得します。
- 問い合わせ
- 日本赤十字社
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関連資格
助産師
助産師は、厚生労働大臣から免許を受ける国家資格で、助産と、女性の妊娠から出産・育児といった母子の健康を守る活動を行います。分娩時には医師の指示などは必要なく、自らの判断で助産行為を行うことができます。新しい生命を産む現場でリードする、強い精神力と体力が求められる仕事です。
保育士
保育士は、保護者の委託によって乳幼児などを預かり、保育を行うことのできる国家資格です。主に保育所などの児童福祉施設で活躍します。保育士の養成施設を卒業するか、保育士国家試験を受けることで取得できます。
ベビーシッター
全国保育サービス協会による認定ベビーシッターとは、協会主催の資格試験に合格している者を指し、ベビーシッターとして必要な職業倫理と専門知識と技術を有し、さらにそれに基づく実務経験のある者のことをいいます。