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情報処理技術者試験とは?
          	          	
                      
          情報処理技術者試験とは、経済産業省が認定するIT&情報処理系国家資格の総称です。スキルレベルが分かれている12の試験が含まれます。高度なレベルで知られ、企業では資格手当も出る優遇が期待できる資格です。12の試験とは、ITパスポート試験、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、ITストラテジスト試験、システムアーキテクト試験、プロジェクトマネージャ試験、ネットワークスペシャリスト試験、データベーススペシャリスト試験、エンベデッドシステムスペシャリスト試験、情報セキュリティスペシャリスト試験、ITサービスマネージャ試験、システム監査技術者試験です。スキルレベルについては、ITパスポートがレベル1で職業人に共通に求められる基礎知識を問われ、基本情報技術者がレベル2で基本的知識・技能を問われ、応用情報技術者がレベル3で応用的知識・技能を問われます。そして、その他の9個の資格はすべてレベル4で、応用的知識・技能を問われます。
          
仕事について
各情報処理技術者試験の資格は、一般の企業でパソコンや業務ソフトを利用・管理する業務はもちろんのこと、プログラマ、システムエンジニアなどシステム開発に従事する際に大いに役立つ資格です。IT現場の第一線で活躍する専門家や研究者など合計約400名ほどが作成した試験問題であり、その質の高さゆえに、ビジネス界では非常に認知度、評価共に高い資格です。就職採用の際に試験合格を考慮する企業もあります。また、国家試験である中小企業診断士、弁理士の一部試験免除制度があったり、採用試験の応募資格として使われているところもあったりと、他の職種に従事する場合にも大いに役立つものです。スキルレベルが明確に分かれていることからも、客観的に自分のレベルを判断できるので、自己鍛錬にも大いに役立ちます。
年収について
IT業界で働く場合、それぞれの資格スキルレベルに応じて職種も収入も変わってきます。おおよそプログラマーの平均年収は420万円前後だと言われています。男女別に見ると、男性のプログラマーの平均年収は430万円、女性は360万円ほどであるようです。また、資格のレベルが上がるにつれて、資格手当などの優遇制度を設けている企業も多く存在します。特にプロジェクトマネージャーやシステム監査技術者は、高額の資格手当が支給されるようです。また、多くの企業では資格手当の他に、合格報奨金を出しているところもあります。例えばシステム監査技術者の資格手当の平均は20,650円、合格報奨金の平均は113,400円、プロジェクトマネジャーの資格手当の平均は21,000円、合格報奨金の平均は111,300円、基本情報技術者の資格手当の平均は5,300円、合格報奨金の平均は24,000円というデータも出ており、資格によってバラつきはありますが、優遇としてはかなり大きいです。
難易度と試験対策
各情報処理技術者試験の勉強を始める際には、まずは過去問題を午前、午後の試験ともに一通り見直すと良いと言われています。過去問は情報処理推進機構の公式サイトから入手できますが、解説がないため、別途解説が充実した参考書を入手して勉強するという方法が一つ考えられます。また、問題集は市販の参考書やWEB問題集などを活用することができます。論文のある試験もあるので、それぞれの試験に応じた対策をする必要があります。また、資格のスクールなどに通ってプロの講師の指導のもとに勉強を進めていくという方法もあります。通信講座もあるので、働きながら空いた時間を利用して、もしくは自宅で、資格取得の勉強を行うこともできるでしょう。
- 問い合わせ
 - 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
 
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