資格検索フォーム ×
スキル検索フォーム ×
詳細検索フォーム ×
キャリアコンサルティング技能士とは?
キャリア・コンサルタントとは、就職・転職を含めキャリアについて相談希望される人に対し、さまざまな支援を行う専門職である。キャリア・カウンセラー、キャリア・アドバイザーとも呼ばれる。業務の多くは、就職・転職希望者に対して、自らの適性、能力、経験などに応じて職業生活を設計して効果的に職業選択や職業能力開発を行うことができるように、個別に相談・支援を行うことである。
仕事について
キャリア・コンサルティング技能士は、国の技能検定のひとつです。受検資格として数年以上の実務経験が必要とされるなど、高い専門性が求められます。
キャリア・コンサルティングとは、個人が自分の適性やキャリアに合わせて職業生活を設計し、必要な職業能力開発をしたり、職業を選んでいくことができるようにサポートする仕事です。この仕事をする人を、キャリア・コンサルタントと呼びますが、同じ職業をキャリア・カウンセラー、キャリア・アドバイザーということもあります。活躍ステージは、大学などの就職支援部門、ハローワークなどの公的就職支援機関、企業内での人材教育部門、人材紹介会社でのコンサルタント、フリーランスの講師など、幅広く想定されます。雇用形態についても、正社員だけでなく、契約社員、派遣社員、フリーランスなど、幅広いです。
年収について
キャリア・コンサルタントの年収(キャリア・コンサルティング活動以外の収入も含む)として多い層は「100万〜300万円未満」(25.7%)、「300万〜500万円」(31.2%)、「500万〜800万円未満」(23.1%)となっています
企業内で働くキャリア・コンサルタントは「800万円以上」が40.1%を占めているそうです。
難易度と試験対策
キャリア・コンサルタントには、以下の国家検定や民間資格等があります。
・キャリア・コンサルティング技能士(国家検定、キャリア・コンサルティング技能検定1級・2級試験合格者)
(1級技能士) 2級試験合格後、キャリア・コンサルティング実務経験を3年以上積み、1級試験に合格した者 等 (指導レベル)
(2級技能士) 標準レベルのキャリア・コンサルタント資格を取得し、キャリア・コンサルティング実務経験を3年以上積み2級試験に合格した者等 (熟練レベル)
【補足説明】
・標準レベルのキャリア・コンサルタント(民間資格、キャリア・コンサルタント能力評価試験合格者等)
キャリア・コンサルタント養成講座(140時間)を受講し、キャリア・コンサルタント能力評価試験に合格した者 等(標準レベル)
監修:諸岡亜貴子(もろおかあきこ)
1979年生まれ。
タレントアップカウンセラー、キャリアコンサルタント、就職力アップコンサルタント。
イノーバ キャリア・コンサルティング 代表。
リクルートエージェント勤務経験を経て、現在は、女子大生の就職力アップ、女性のキャリアアップ、タレントアップカウンセラーとして月100名近くの相談を受ける。女性の心理を理解し、問題解決に結び付けられる力には定評がある。関西、東北からも相談の依頼があり、テレビ取材なども受ける。
「頑張る人を応援し続ける!」という使命に燃える働く主婦。
2級キャリアコンサルティング技能士、CDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)。
- 問い合わせ
- キャリアコンサルティング協議会
※掲載している情報の正確性、最新性、お客様にとっての有用性等につきまして保証しておりません。
関連資格
ファイナンシャル・プランナー
ファイナンシャル・プランナーとは、人生を送るために必要なお金の問題を考え、資金計画に関して専門的な視点からアドバイスを行う専門家です。 ファイナンシャル・プランナーは顧客の人生計画を資金面でサポートすることから「家計のホームドクター」という名称がついています。
エグゼクティブ・コーチ
エグゼクティブ・コーチとは経営者(企業などの経営幹部)にコーチングできるプロのコーチであり、さらには、コーチングの講師などプロのコーチとして、独立開業出来るレベルを有しているコーチのことです。 コーチングの現場においては、経験、知識、スキル、人物、性格、特性の全てにおいてクライアントが満足するコーチのことです。 グローバル社会において、今までの価値観・...
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー
個人の能力・適性・関心・価値観を現状の段階まで把握した上で、生涯に渡るキャリア(仕事経験)形成を設計し、将来への自己啓発を含む能力開発プランを立てるために専門的見地から助言・アドバイスでき、かつ、自身としても、自己で作成したプランにのっとり、生涯現役を体現しようとしている人です。