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第2種電気工事士とは?
電気工事士には、第1種電気工事士と第2種電気工事士の二つがあり、うち第2種電気工事士は一般用電気工作物、つまり住宅、小規模な店舗などの電気設備の作業のみに従事することができます。
仕事について
第2種電気工事士は、一般用電気工作物である住宅や小規模な店舗などの電気設備の工事のみに従事することができます。具体的な作業としては、住宅や店舗の新築や増改築などの際に、屋内配線を行い、コンセントの設置やアース施工などを行います。就職先は、一般住宅の電気工事を請け負う電気工事会社や電気設備工事会社、建設会社、電力会社が主に挙げられます。また、最近では小規模な電気工事を請け負っている家電量販店や工務店もあることから、ニーズは決して少なくはありません。専門技術を要する仕事であり、電気工事のニーズも高いために、活躍の場も広い資格です。実務経験を積んでいけば、将来的には独立開業することも望めるので、将来的にも有望です。
年収について
第2種電気工事士は、資格取得者のニーズが高く、活躍の場も広いことから、将来的にも安泰であるといえるでしょう。安定した収入はもちろんのこと、年収自体も高額であると評判です。電気工事士の勤務先は幅広く、一概に年収を示すのはむずかしいですが、もっとも報酬が高いのは大手家電量販店で歩合制のエアコン取り付け工事を行うことだという声が、経験者から寄せられています。重い室外機を運ぶシーンもあり、体力的に厳しいところもありますが、年収800万円ほどは望めるそうです。一般的に見ても電気工事士の仕事は年収も高く、技術職であるために、定年後も職が失われることはないというメリットもあります。配線工事の他にも、メーカーでの工場ラインの保守業務や、ビル管理業務など、就業場所は尽きません。
難易度と試験対策
第2種電気工事士には、筆記試験と技能試験があり、ある程度実務経験があれば、2~3ヶ月で合格までこぎつけることは可能であるといわれています。受験経験者によれば、基本的にそれほど難しい資格ではないようです。勉強方法としては、筆記試験はまず過去問題をひたすらやることが求められます。参考書は豊富にあるので、問題集と共に自分に合ったものを選びましょう。技能試験については、工具やVVFケーブルとIV線を購入して練習すれば簡単に合格できるといわれています。また、試験を受験する以外にも、第2種電気工事士の資格が無試験で取得できるコースが設けられている専門学校もあります。自分の習熟度に合った取得方法や学習方法で臨みましょう。
- 問い合わせ
- 一般財団法人 電気技術者試験センター
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